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ハマらない努力をしていた私が、気づいたら沼にいた話

ハマらない努力をしていた私が、気づいたら沼にいた話

私は、自分のことを
「ハマりやすいタイプ」だと思ったことはありません。

流行に飛びつくわけでもなく、何かを集めることに強い執着があるわけでもない。

ただ一つ、昔から自覚しているのは
知りたい、という欲が強いということでした。

例えば、

  • 本を読み始めると、時間を忘れてしまう。

  • 何かを調べはじまると何日も沼ってしまう。

だから私は、ハマること自体を、長い間どこかで封印してきました。

ハマることは、生活のリズムを崩すから。
仕事にも、日常にも、影響が出るから。

——
私は、ハマらない努力をしてきた人間です。
——

そんな私が、まさか
一枚のアンティーク皿から抜け出せなくなるとは、思ってもいませんでした。

それは、最初から「紋章だ」と分かるような器ではありませんでした。

イギリス風のデザイン。
コバルト色の地に、金彩で描かれた小さなモチーフ。

「なんとなく気になる」
それくらいの感覚で、手に取った一枚です。

ところが、その小さなモチーフを調べはじめた瞬間から、私は意図せず“”に足を踏み入れることになります。

その沼の名前は、
アーモリアル(Armorial)
—— 紋章の世界です。

木のテーブルに置かれた、コバルトブルーと金彩が施されたアンティーク皿。紋章は写っていない。

紋章という言葉には、どこか堅くて、遠い印象があるかもしれません。

  • 王家

  • 貴族

  • 格式

  • 威厳

けれど、読み解いていくうちに、私の中で印象は、静かに変わっていきました。

面白かったのは、「誰の紋章か」ではありません。

  • どんな家が

  • どの時代に

  • どんな距離感で

  • どの窯に依頼したのか

そこに現れるのは、誇示ではなく、判断の痕跡でした。

豪華にするか、抑えるか。
前面に出すか、控えめに置くか。
何を省き、何を残すか。

その一つひとつが、暮らしと価値観の選択として、器に残っている。

私はいつの間にか、紋章そのものではなく

「なぜ、そう選ばれたのか」

を追いかけるようになっていました。

結果として、2025年の秋から、約2か月。ブログを書かない日が続きました。

理由は、シンプルです。
アーモリアルの沼にいました(笑)

書いていなかったのではなく、書く前の場所に、深く潜っていた潜水状態。

今なら、そう言えます。

このブログで綴っていくのは、サロンのこと、書道のこと、私のことだけでしたが、「紋章」というカテゴリーが加わりました。

しかし、紋章カテゴリーは、紋章の一覧でも、解説集でもありません。

私自身が、実際に手に取り、時間をかけて向き合ってきた器を通して、その背景にある「選ばれ方」を記録していく場所です。

そして、この入り口になったのが、ランパント(rampant)という紋章でした。

次の記事では、
私をここまで引きずりこんだ
その「最初の出会い」について、書こうと思います。

——
ハマらない努力をしていた私が、
なぜ、2か月も戻ってこなかったのか。
——

もしよければ、
その続きを、少し覗いてみてください。


🔗 次の記事

「ランパントとの出会い|クレストが語りはじめた、最初の紋章の記憶」


このブログでは、紋章を「正解」や「格付け」としてではなく、器に残された選択や距離感として読み解いています。

その前提となる考え方は、アーモリアルポリシーとしてまとめています。

▶︎ アーモリアルポリシーはこちら

AKANE ABE

オーガニックセラピスト

福島県いわき市にて、26歳から、植物の力で肌本来の力を引き出すオーガニックエステに特化したサロンを運営しています。合成化学物質を一切使用せず、自然の恵みをたっぷり受けた植物調合施術で、心身ともにリラックスできる空間をご提供いたします。

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