原価35円で作れる手作り化粧水の基本と、効果アップのための工夫とは?
2025.07.14 08:55
最近、「化粧水くらい自分で作ってみたい」「節約しながら肌ケアしたい」そんな思いを持つ方が増えています。
物価が上がり続ける今、美容代も見直したいという気持ちはとても自然なことですよね。
実は、化粧水は原価35円ほどで簡単に作れてしまうんです。
用意するのは、精製水と植物由来のグリセリンの2つだけ。混ぜるだけで完成する手軽さが魅力です。
1:初心者向け!精製水+植物性グリセリンで作る基本の化粧水
まずは一番シンプルな手作り化粧水の作り方です。
材料は精製水と植物由来のグリセリンだけ。
混ぜるだけで原価35円ほどで作れ、初めてでも簡単にトライできます。
この組み合わせは肌に水分を与え、しっとり感をもたらしますが、保湿がメインのシンプルなケアになります。美容効果を強く求める方や長期的に使い続ける手間を気にされる方にはあまり向いていません。
しかし、顔+全身にバシャバシャ気兼ねなく使える保湿化粧水としては、だれでも使いやすく、初心者でも初めやすいレシピです。
2:効果を求めるなら、植物エキスや芳香蒸留水をプラスしてみよう
「もっと肌の調子を整えたい」「より自然の恵みを感じたい」そんな時は、植物エキスや芳香蒸留水の追加がおすすめです。
植物エキスにはラベンダーやハトムギ、カモミールなど、肌悩みに寄り添う成分が含まれています。
ただし抽出や保存に手間がかかり、品質の安定化には専門的な技術が必要です。
また、市販の化粧水では配合量が1%未満のものが多く、濃密処方の製品もあります。
芳香蒸留水を使うと、ラベンダーウォーターやローズウォーターのような天然の香りも楽しめて、肌と心の両方がリラックスできます。
植物由来のグリセリンやエキス、芳香蒸留水を使うことで、よりやさしい使い心地と効果を目指せますが、原価や配合の難しさも少しずつ上がっていきます。
3:防腐処理の重要性と安全に楽しむために
せっかくエキスや芳香蒸留水を入れても、防腐処理をしなければ長持ちしません。
化粧水は水分が多く菌が繁殖しやすいため、防腐剤は必須です。
以下の表は、市販の化粧水やサロンコスメでよく使われる防腐成分の種類です。
分類 | 成分名 | 特徴・備考 |
|---|---|---|
市販化粧水でよく使われる防腐成分(石油系) | パラベン類(メチルパラベン、プロピルパラベンなど) | 長年使用されているが敏感肌には刺激になる場合も |
〃 | フェノキシエタノール、安息香酸Naなど | 持続性があり広く使われるが刺激を感じる方も |
オーガニック化粧水で多い防腐成分 | ローズマリーエキス | 自然由来で抗菌効果ありだが防腐効果は限定的 |
〃 | フェネチルアルコール | 天然由来で肌にやさしく防腐効果も期待できる |
〃 | ペンチレングリコール | 保湿と防腐を兼ねる成分。肌への刺激が少ない |
精油は使わないの?
よく「化粧水に精油を入れて香りを楽しみたい」という声もありますが、精油は水に溶けにくく、水性の化粧水に安定して混ぜるのは難しいのです。
アロマのワークショップなどで「よく振って使ってください」と言われることもありますが、これは精油を完全に分散・混合させることが難しいための応急処置にすぎません。
そのため安全に使うには注意が必要で、敏感肌やお子様には特におすすめしません。
知識があるからこそ楽しめる手作り化粧水の世界
経済的にどうしても節約しなければならない時もありますよね。
私もシングルマザーだった頃は、精製水+グリセリンだけの化粧水の時期がありました。
でも、どんな材料で作っているかを知っていると、自分で作る化粧水でも十分楽しめることに気づきました。
その経験がきっかけで手作りコスメの世界にのめり込み、今では自分で製品を作るまでになったんです。
どんな選択も、自分の肌と心に寄り添うことが大切。
あなたも自分に合ったケアを楽しんでみてくださいね。
🔍もっと詳しい!手作り化粧水のレシピと使い方、注意点はこちらへ
AKANE ABE
オーガニックセラピスト
福島県いわき市にて、26歳から、植物の力で肌本来の力を引き出すオーガニックエステに特化したサロンを運営しています。合成化学物質を一切使用せず、自然の恵みをたっぷり受けた植物調合施術で、心身ともにリラックスできる空間をご提供いたします。


