雨乞いの願いを一筆に込めて|「雨」の書とともに暮らす
2025.08.07 05:07
最近、心地よい雨音が恋しくなる日が続いています。
そんな気持ちを込めて、「雨」の一文字を書きました。
これは、雨乞いの祈り。
自然に敬意を払い、恵みの雨を願う気持ちを墨に乗せて、一筆一筆丁寧に仕上げたものですが、横殴りの雨を表現するのに、歯ブラシを使用しています。
ザーザーと大量に降って欲しいという願いを一文字に。
雨乞いの「書」とは?
古くから日本では、雨が降らない時期に雨乞いの儀式や祈祷が行われてきました。
その精神性を現代の暮らしにも取り入れるなら、「書」はとても静かで力強い表現手段。
「雨」という漢字は、空から降り注ぐ恵みを象徴しています。
今回の書では、墨のにじみや線の流れを活かし、空の風も感じられるように構成しました。
空間を整える、インテリアとしての書
この作品は、あえてフレームに入れて飾ることで、日々の暮らしに自然の祈りを取り込んでいます。写真のように、ガラスの花器やLEDキャンドルと合わせると、モダンで静かな空間が完成します。
FUDENOTEの体験レッスン等でも、最後に1枚仕上げる事が出来ます。書き上げた書道作品は、和室だけでなくリビングや玄関など、どんな場所でも心を整える道具になります。
作品タイトル:「雨(あめ)」
サイズ:はがきサイズ
使用筆:小筆
墨:青墨(薄墨を重ねてにじみを表現)
願い:潤いと清らかさが、日常に訪れますように
「雨(あめ)」を書く時に合わせたいアロマ
スッキリな気分になりたい:ペパーミントや薄荷
しっとり気分になりたい:パチュリやシダーウッド
ゆったり朗らか気分になりたい:ネロリやスウィートオレンジ
書く事といういのり
「書」は祈りであり、飾ることで日常にメッセージを届けてくれるもの。
あなたの書きたい一文字が、誰かの心にそっと寄り添う存在になりますように。
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茜華(SENKA)
書道講師
福島県生まれ。7歳から書道を学び、書道師範を取得。これまでに産経国際書展にて秀作入選を果たし、古典書道を主に学んできました。しかし、文字の美しさだけでなく、「書を通じて心を整える」という在り方に惹かれるようになりました。


