オーガニックエステ | ARIRIA

そもそも、リラクゼーションとは？

 

広辞苑には「心身の緊張をときほぐすこと、リラックスすること」、オックスフォード辞典には「身体と心が、緊張と不安から解放されているとき」とあります。

心も身体も休まらない「仕事モード」「ONモード」は、リラックスが起こらない交感神経が優位な為、それが続くと疲弊してしまいがちです。

そこで必要になってくるのが、一人休まる時間、他者と共有する有意義な時間です。これらは副交感神経が優位になる為、リラックスに繋がりますが、子育て中で一人休まる時間が取れなかったり、仕事に追われて家族と有意義な時間を過ごせないという事が続くと、心と身体に「疲弊」が溜まり、回復するまで時間がかかる事も。

 

 

そんな抜けきらない疲弊モードになる前に、上手に利用して欲しいのがサロンという存在です。「一人休まる時間」「他者と共有する有意義な時間」その両方があるのが、サロンの存在意義だと私は思っています。

 

①私がサロンを選ぶ際に気にする事は＜安心感＞

• 落着く場所であるか？
• 安心出来る施術者であるか？
• 施術後に痒くならないか？
• 料金や内容は明記されているか？
• 予約も変更も簡単か？
• 支払い方法は現金以外にもあるか？

 

②安心感から考えた＜ARIRIAの安心ポイント＞

• 店内に入ると、アロマの良い香り
• ナチュラルアンティークな店内で落着く
• 施術全てセラピスト歴17年目の阿部が担当
• 女性のみに施術提供、男性は来ない
• 施術時に、他のお客様と一緒にならない
• 植物圧搾種子油（オーガニック認証）を使用
• 身体が痛くならない、フカフカベッドを使用
• オーガニックコットンタオル使用
• オーガニックコットンを使用
• 石油由来成分や石油合成成分を使用しない
• 国産オーガニックコスメを使用
• 高額コースや回数券の押し売りが無い
• カード等の複数の支払い方法がある
• 24時間オンライン予約可能
• 予約変更もキャンセルも自分で出来る
• 施術前後の美味しいハーブティー

 

自宅や学校、職場でもない、居心地の良い「第3の場所」、つまり、サードプレイス的な役割を果たす事が出来るのも、サロンの良い所ですね。（私自身のサードプレイスでもあります）

 

 

副交感神経（リラックスモード）が優位な状態になる「脳」という存在

 

• 施術中ぐっすり「一人休まる時間」という方
• 施術中や施術前後に楽しくおしゃべり「他者と共有する有意義な時間」という方

 

この、どちらも優位にする事が出来るのが「サロン」だと私は思っていますが、副交感神経は迷走神経になり、脳幹（のうかん）の延髄（えんずい）から神経が身体全体に走っています。

 

 

施術から「脳」に伝わるとは？

 

サロンでのオーガニックエステや、アロマボディトリートメントは肌表面だけに影響していると考えていますか？また、肌表面の見た目だけに影響していると考えていますか？

いいえ、それは違います。

 

①＜アロマ精油の香り＞

「鼻」から→感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」→自律神経をつかさどる「視床下部」→「免疫系」「内分泌系」と情報が伝わり、バランスを整える。

 

②＜リラックスの状態＞

• 施術中ぐっすり「一人休まる時間」…副交感神経（背側迷走神経）
• 施術中や施術前後に楽しくおしゃべり「他者と共有する有意義な時間」…副交感神経（腹側迷走神経）

 

この①と②によって、鼻から、肌から、会話から、休まる時間から、施術から脳へと繋がっていきます。心身の緊張をときほぐし、安全感を得る事も、サロンの施術の一部だと私は考えています。

 

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ポリヴェーガル理論ってなあに？

 

私はPTSD治療の一環で、カウンセリングに通う事になったのですが、そこで心理士の先生から「ポリヴェーガル理論を知る事が一番の近道ですよ」と言われたのもあり、お勉強をはじめてみました。すると、サロンを行う上での副交感神経（迷走神経）についても学ぶ事ができました。

なぜ私はPTSDになったのか1 ＞

なぜ私はPTSDになったのか2 ＞

交感神経（ONモード）と副交感神経（OFFモード）については有名なので、ご存じの方も多いと思うのですが、このポリヴェーガル理論では、特に迷走神経の役割に注目しています。迷走神経は延髄から、身体のあちこちに迷走するように走る神経＝なので迷走神経。

 

• 背側迷走神経（副交感神経）…人とのつながり、楽しいコミュニケーション
• 交感神経・・・やる気だったり、怒り等のアクション
• 腹側迷走神経（副交感神経）・・・睡眠や、一人でのリラックスタイム

 

神経系は環境に応じて無意識にスイッチが切り替わり、これが感情や行動に影響を与えるとされていますが、通常の危険であれば「戦う」「逃げる」の反応が起こるものの、例えば急に車が目の前に突進してきたら？命の危険を感じ、心も身体も「フリーズ」してしまいますよね。

 

 

＜通常の危険＞

ストレス反応として「戦う」「逃げる」

＜生命の危険＞

ストレス反応として「シャットダウン、解離」つまりフリーズと言われる「凍り付き反応」

 

■自然災害、事故、虐待、性暴力等の強力なショック体験でこの凍り付きが起こる。なぜ逃げなかったのか？ではなく、人間の生理的反応で「逃げられなかった」という事が起こる。　その体験を、後になってからも「再体験（フラシュバック）」「回避」「過覚醒」する事がPTSDです。

※生活に支障が出るほどの症状が1か月以上続く場合PTSDで、１ヵ月以内はASD（急性ストレス障害）

 

 

安全基地と安心できる他者とのコミュニケーション＝「安全感」

 

同じ恐怖にあっても、PTSDになる人と、PTSDにならない人がいるそうです。PTSDは誰しもがなりうる可能性があるもので、人それぞれ恐怖の度合いや頻度が異なる事にも起因するらしいのですが、人とのつながり、楽しいコミュニケーションがある人ほど、なりにくいそうです。

そしてなによりも「心身の安全基地」や「安心できる他者とのコミュニケーション」がある方が、回復が進みやすい。つまり「心も身体も安全」と思える事が重要という事を学びました。

 

そう考えると、サロンをしている事はメリットでしかないと思う私なのです。セラピストとして施術出来る事は「心休まる時間」であり、施術中「お客様と共有する楽しい時間」があります。そして、サードプレイスとなる安全基地「サロン」がある事で、それが出来るのですね。

 

お客様にリラクゼーションをもたらし「安全感」を

そして、施術する私にも「安全感」を

 

一緒に作り出せる「安全感」に、嬉しさを感じた一日でした。

 

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金木犀の香りでストレス軽減

 

秋風が吹き始めると、ゆったりした気持ちにさせてくれる金木犀の香り。可愛らしい見た目と、芳醇な甘い香りで、私達を朗らかな気持ちにさせてくれる、至福の香りの代表格ですね。

 

忙しい日々の中でも、ふとした瞬間に漂う懐かしい香りは、幼い頃の記憶を思い起こしてくれます。ちょっと大人に憧れ「小瓶に金木犀を集めて、ひたすらかぐ」という事を、やった事がある方は、私の他にも居るのではないでしょうか？笑

 

そんな、時期限定の「秋の香り」ですが、朗らかな気持ちになるという事は、ストレスが軽減され、リラックスさせてくれる香りな訳です。寒暖差によって心も身体も不安定な時期こそ、心安らぐ香りに包まれながら、ウトウトとまどろみたいものです。

 

 

心地よい香りに包まれながら、自分自身を大切にする時間

 

日々のストレスから解放される瞬間こそ、オーガニックエステを。

健康的な美しさを育てるオーガニックエステですが、ひとつデメリットをあげるとするならば、瞬間的で瞬発力のあるエステではないという事です。逆を言えば、ゆっくり肌を育てる事により、自分自身の素肌力が上がるからこそ、健康的でバランスのとれた肌質に近づいていくといった、将来的に素晴らしいメリットがあります。

 

 

ここで重要になってくるのが「自然の香り」です。化学合成香料の金木犀はたくさん存在しますが、やっぱり頭が痛くなってしまったり、香りがきつ過ぎたり。ちょっとお顔に使うのにも、ウッ！となりがちです。

しかし、オーガニックエステで使用する「金木犀の美容液」は、天然香料を合成して作られています。金木犀の持つ、自然由来の香り成分を掛け合わせて作られた〈植物調合天然香料〉なのですが、最初はマンゴーの様に甘く、徐々に金木犀のほのかな香りへと移ろいでいきます。

 

金木犀にゆったりと包まれる

 

秋の季節限定エステで使用するのは、福岡県産の金木犀（オスマントゥス）の芳香蒸留水（モクセイ花水）を使用し、若さの脂肪酸「パルミトレイン酸」マカデミアナッツオイル、お肌を自然な明るさへと導く「コケモモ種子油」が配合された、とろける肌感へと導くセラムです。

モクセイ花エキスも配合されていますので、金木犀づくしのセラムになります。

 

 

私も金木犀でエキスを作ってみましたが、花だけにする作業だけでも、意外と時間がかかります。エキスの色は綺麗なオレンジ色をしており、エキス溶媒のオーガニックエタノールの中に、ほんのり金木犀が香ります。

 

季節限定の「金木犀オーガニックエステ」

 

＜期間＞

10/15～10/30

60分/￥5,000（税込）

 

＜施術内容＞

①クレンジング

②お顔とデコルテのトリートメント（金木犀のセラム＆オーガニックホホバオイル）

③ローションマスク（金木犀のセラム＆黒文字芳香蒸留水のローションマスクでしっかり保湿）

※ローションマスク中、ハンドトリートメントorドライヘッドをお選び頂けます。

④整肌（化粧水＋美容液＋乳液）でお仕上げ

 

季節限定「金木犀オーガニックエステ」は施術時間が短いので、オーガニックエステ初心者さんにもオススメになっております。金木犀で満たされる至福のエステタイムで、素肌ケアをはじめてみてくださいね！

 

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植物が茂り、日々の蒸留が楽しい

 

最近めっきり秋らしくなってきまして、気持ちの良いお天気が増えましたね。猛暑で疲れ果てていた植物達も、元気になってきたので、収穫→蒸留。秋の恵みを楽しんております。

 

＜10月蒸留する予定の植物＞

• ホップ（実験も兼ねてコツコツ）
• 当帰（大和当帰）
• ローズマリー
• バジル
• 紫蘇

 

一般的に販売されていないホップや当帰を水蒸気蒸留しまして、芳香蒸留水にしているのですが、最近蒸留しまくっているせいか、どの位の量と時間が最適解かが分かってきました。やっぱり、何度でも何度でもやってみる事が重要ですね（しぶとい性格の為…笑）

まだ試してはいないのですが、バジルなども面白そうかなと思っています。春と秋は抜け毛の季節なので、ホップとバジル、そしてローズマリーの芳香蒸留水と浸出油で、2層式のヘアスプレーをつくってみようかなと。

 

 

当帰は、芳香蒸留水にすると、あの当帰！！っていう癖のある香りを感じませんでした。なんといえば良いでしょうか・・・お吸い物にちょこんとのった三つ葉的な感じです。ちなみに精油は取れませんでした。

 

 

ローズマリーは、蒸留とチンキ、そして油溶性エキスにしようと思っています。いっぱい生えました。

 

 

バジルも蒸留とチンキ、そして油溶性エキスにしようと思っています。何やらおいしそうですよねー。

 

蒸留後の植物はお風呂へ

 

今日は当帰を蒸留したのですが、残渣（蒸留したあとの残り）はお風呂に入れる予定です。急な温度変化で体調を崩しやすい時期なので、当帰風呂で巡りよく、安眠したいと思います。

 

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◆色々な芳香蒸留水をサロンでかぐことが出来ます。時期によって変わります。

◆黒文字芳香蒸留水を使用した、化粧水づくりワークも「施術日のみ」ご体験頂けます。

 

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クラフトビール醸造所応援！

 

雲の上はいつも晴れ®でお世話になっている、サンディさんのブルワリーが、クラファンをスタートさせました！！川前町の広大な自然の中で作り出す、川前町産ホップ、大麦が香るビールが味わえる応援プランもあります♪

ぜひ、応援をお願い致します！！

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ホップ精油の試験蒸留結果

 

 

本年度収穫したホップを、蒸留所に試験蒸留だしておりました。

試験蒸留の結果はというと

精油…約1ml

ホップ芳香蒸留水…2L

まだ成分分析結果はきていないので、来たら一部報告致しますが、ホップ精油は「爽快感のあるグリーンノート」でした。ホップの持つ華やかさもあり、とても良い香りなので、今年のうちにサロンで是非かいでほしいです♪国産ホップ精油の香りをかぐ機会は、そうそうありませんので。

 

 

ホップブレンド精油について

 

1mlでしたので、ブレンド精油にするにも、ちょっと量が不足・・・。

どうしようかなぁと試案していますが、実験してみる他ありません！！サロンの小型蒸留器で７回程蒸留してみましたが、最適だった蒸留方法は〇〇（ちょっと秘密）でした。

水蒸気蒸留法でも、ハイドロ蒸留法、スチーム蒸留法等あるわけですが、更に言うとホップの状態は「生」なのか「ドライ」なのかでも香りが異なりました。勿論、蒸留時間や蒸留器でも異なるようです。

なので、何度も何度も色々なパターンをテストして、最適解を見つけていく作業をしております。（好きな作業）

 

 

右の、うっすらと黄色に見えるのが「いわき市産のホップ精油」になります。

香気成分はミルセン、フムレン、カリオフィネンで７割占めると言われるのですが、揮発が早いものもあるので、成分分析結果をみないと何とも言えないですね。

兎にも角にも、ひたすら蒸留を繰り返し、ある程度納得する結論がでるまで、蒸留作業を続けていきますね！

 

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新規の受付再開しました。ご予約承っております。

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「クロモジの夜」和のアロマ

 

秋にオススメするアロマは「クロモジの夜」

自律神経が乱れやすく、ゆっくり眠りたいのにそうもいかない事もあるかと思います。その理由は、夏バテと秋バテ。

 

過去記事はコチラ＞

 

ゆっくりした自分時間を過ごす事が、リフレッシュに繋がり、背骨を中心とする背面がほぐれる事によって、夏の疲れを整えてまいります。

 

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クロモジの精油って？

 

森林とフローラルが混ざり合った、なんとも言えないクロモジの精油には、リナロールという成分が含まれています。ラベンダーにもみられる成分ですが、主に抗炎症作用と鎮静作用があります。絶滅危惧種のローズウッドと同じクスノキ科で甘く爽やかな香りは日本人以外にも好まれまれる、穏やかな香りです。こちらに使用されている薄荷精油は、南会津産になります。

クロモジは養命酒にも使われる生薬でもあります。

 

ラベンダーの精油って？

 

クロモジ精油と同じく、真正ラベンダーには抗炎症作用と鎮静作用を持つリナロールという成分と、ラベンダーの代表格ともいえる成分、酢酸リナリルが含まれます。酢酸リナリルは、精神の鎮静効果を持つ為、心を穏やかにして幸せな気分を引き出したり、安眠を誘う香り成分です。

 

心を落ち着かせる香り

 

クロモジもラベンダーも、心を落ち着かせ、あたたかな気持ち、朗らかな気持ちにしてくれる香りを持ちます。秋に入ると焦燥感になりやすいとも言いますが、良く眠り、美味しいものを食べ、笑顔で居る事、自分を大切にすることで、ハッピーな日常を過ごせる事でしょう。

 

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