ホップの香気成分は、フムレンとβミルセンが占めます。
(※ホップにはTHCは含まれません)
<香気成分にβ-カリオフィレンを含む>
β-カリオフィレンは、ホップ・クローブ・ブラックペッパーなどの植物に含まれるセスキテルペン化合物の一種。
この成分は、免疫モジュレーターとして働き、消炎作用や抗酸化作用があると考えられています。(β-カリオフィレンとカンナビノイドは、化学的に類似していることが知られており、カンナビノイド受容体CB2と相互作用することが発見されています。β-カリオフィレンは、CB2受容体を刺激して、炎症や疼痛に対する抗炎症作用を持つ)
<ホップの”防腐”>
ビールに使用される水の割合は9割。ホップが使用される前までは(ハーブを使用し防腐していても腐りやすかった)ビールですが、ホップの使用により、冷蔵技術のない時代でも、全世界に広まりました。
9割水(残り1割が大麦とホップ)ホップは1%程で、残り99%を防腐するという抗菌力を持ちます。
・ホップフラボノールによるアレルギー抑制
・キサントフモールが女性ホルモン様作用、抗炎症作用
キサントフモールは、ホップ特有のフラボノイドで、乾燥ホップ毬花中に0.1~0.7%。エタノールに可溶なので、ビールに含まれる。
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