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【オーガニックスキンケア】美肌菌が育つ肌になるための基本ステップ | ARIRIA

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  • フェイシャルエステ2024.04.01

    ARIRIA

    項目

    1.美肌菌を育てる上で覚えたい3つの菌

    2.洗うアイテムはつけたもので決まる

    3.脱却方法

    4.美肌菌が増えると化粧品が減る

    5.美肌菌のご飯「良質な汗:水」

    6.美肌菌のご飯「良質な皮脂:オイル」

    7.自前の乳化力

    8.まとめ

     


     

    美肌菌を育てる上で覚えたい3つの菌

     

    常在菌

    👼表皮ブドウ球菌
    「美肌菌」を増やすには、ごはんとなる、汗<水分>・皮脂<油>が適量必要
    👿黄色ブドウ球菌
    皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して、皮膚炎などを引き起こす為、洗いすぎない事、バリア機能を落とさない事が重要
    🤡アクネ桿菌(日和見菌)
    多い方の味方をするので、美肌菌が多い方が、トラブルが起きにくい

     

    洗うアイテムはつけたもので決まる

     

    ①鉱物油や合成油剤での強い皮膜=合成界面活性剤でしか落ちない物が多い

    ②合成界面活性剤の強い洗浄によって、肌常在菌の死滅

    ③常在菌の死滅時間が伸びる=バリア機能の低下へと繋がる=トラブルが増える

    【point】強い皮膜となる物質塗布を軽減しないと、必然的に美肌菌を含む常在菌が減る

     

    強い皮膜の影響

    ◆強い皮膜がおこるものの例
    日焼け止め、下地、ファンデーション、毛穴埋めコスメ、合成ポリマー系美容液、合成ポリマー系クリームは、合成ポリマーが残りやすい。
    ◆強い皮膜が残留する事で
    ゴワゴワ肌、くすみ肌、毛穴づまり、硬く化粧水が入らない角質肥厚肌、排出が上手にできない肌
    ◆強いクレンジングを使う事で
    乾燥、美肌菌減少、バリア機能の低下、角質ケア(ピーリング等)を行いすぎて起こるビニール肌やインナードライ

     

    脱却方法

     

    🎖LEVEL1:クレンジングを変える

    通常のファンデーションも落ちる、「植物性合成界面活性剤」で作られたクレンジングに変更する。

    それによって、メイクは落ちますが、洗浄後に強いアルカリ性に偏りにくくなるので、悪玉菌が増えにくくなり、美肌菌が減少してから「復活」するまでの時間が早まります。

    🎖LEVEL2:強いポリマー&界面活性剤卒業

    合成ポリマー入りの日焼け止め/ファンデーション/美容液/乳液やクリームを卒業し、石鹸でもOFFできる植物系ポリマーや、植物性の界面活性剤や乳化剤使用の物(オーガニック・ナチュラルメイク)へ変更する。

    🎖LEVEL3:ファンデーション卒業

    そもそもの“原因”を塗らないという選択肢です。それによって、つける事でのデメリット、落とす際のデメリット「2つ」が減少されるので、必然的に美肌菌が育ちやすい肌環境へ。

     

    美肌菌が増えると化粧品が減る

     

    美肌菌の活動

    肌の潤いを保つグリセリン
    外的刺激に対応する皮脂膜
    丈夫な細胞を作る

     

    つまり、美肌菌が増えると「化粧品が減っていきます」自ら皮脂膜が作れるという事は、自分にとって最高の美容液やクリームを無料で自らの肌が作り出せるという事。

    美肌菌のご飯「良質な汗:水」

     

    美肌菌のご飯となるのは<水>と<油>、肌でいえば、汗と皮脂にあたります。

    美肌菌のご飯が良くなると、更に良質な美肌菌が増え、健康な細胞が生まれるので、良質な美容液であり、良質なクリームを自発的に作り出す肌に。すると、美肌菌貯金は溜まっていくのに、使用コスメは徐々に減るという、理想的なスキンケア=オーガニックスキンケアへ繋がっていきます。

    汗:水

    ◆良質な汗
    汗に含まれる抗菌ペプチドという成分が、悪玉菌の増殖を抑えます。そして皮脂と混ざりあい天然の皮脂膜となって、美容液やクリームの様に潤いのヴェールとなります。
    ◆汗をかきにくい
    ご飯となる「水」が少なく、美肌菌が育ちにくい。
    ・良質な水分(化粧水)で代用する
    ・汗をかけるように軽めの運動や、よもぎ蒸し等で工夫
    ◆ベタベタ汗
    良質な汗よりも抗菌ペプチドが少なく、雑菌が繁殖しやすく、悪玉菌が増えやすい
    ・食事の見直し
    ・更年期(女性ホルモン)対策
    ・弱酸性寄りの化粧水での代用
    ◆ホットフラッシュの汗
    大量の汗によって、皮脂膜が流れやすく落ちやすい
    ・更年期(女性ホルモン)対策
    ・良質な水分(化粧水)で代用する
    ・植物由来の水溶性保湿(ジェル)でカバーする

     

    水分が多い肌のメリット

    水分が多い為、紫外線を反射しやすい。弾力性によりシワになりにくい。弾力性によって、毛穴まわりがふっくらして毛穴が目立ちにくい。毛穴が伸縮する為、排出が上手くいく。水分が多い為乾燥しにくい。

     

    美肌菌のご飯「良質な皮脂:オイル」

     

    皮脂量は10代から増えていき、ピークは20~30代で、そこから下降していきます。

    若い頃は化粧水だけで間に合っていたけれども、今は化粧水だけではパサパサしてしまう…というのは皮脂量が関係してきます。では皮脂が減少する分を、どうサポートするのか?というと、美容オイルとして使用します。

    植物オイルは「脂肪酸」という、ビタミンや抗酸化成分のフィトケミカル等を含み、セラミドや、肌の保湿成分である皮脂の主要な成分である、脂質の原料として働きます。

    素肌が自ら「皮脂」を出せるようになるまで、「サポート」のために使用する、効果を狙って使用する等、様々な使い方が出来ます。

     

    私的分類


    ◆親和系オイル

    皮脂膜に含まれる成分に近く、肌親和性があるオイル。つまり、とても肌馴染みが良いオイルです。
    ・ホホバオイル、スクワランオイル
    ◆シールド系オイル
    ※(SPF4程度=1時間の紫外線カット)を持つとされるオイル
    ・アルガンオイル、マカデミアナッツオイル、キャロットシードオイル(精油ではなく種子油)、ラズベリーシードオイル
    ◆ヒーリング系オイル
    ※傷つき、乾燥した肌の回復サポートするとされるオイル
    ・アプリコットカーネルオイル、ヘンプオイル、タマヌオイル、カレンデュラオイル、カモミールオイル、ホップオイル、枇杷の葉オイル

     

    なぜ植物オイルでなければならないのか?

    それは「浸透」にあります。植物オイルは分子量が小さく、角質層に浸透する為、肌をふっくらとさせ、肌の水分を逃がしにくいという働きをします。

    化学合成から作られたオイル(ベビーオイル、ワセリン、ミネラルオイル等)は、肌の上にラップ状の皮膜になりますが、浸透はしません。あえて肌の上にのっていて、浸透しない事に意味があるもの。

     

    使用量はほんのちょっぴり

    美肌菌貯金に必要な、美肌金の良質なご飯「脂」

    植物オイルは年々減っていく皮脂の代わりとして、ほんの少量必要です。多ければ多い程良いわけではなく、ほんの数滴です。※1日の皮脂量の総量は1~2g(身体全体で)なので、あまり多くの量を必要とはしません。

     

    自前の乳化力

     

    汗と皮脂が混ざりあい、天然の皮脂膜となって、美容液やクリームの様になるような、そんな自前の乳化力があれば、乳化作業(乳液やクリーム)は必要ないかもしれません。しかし、汗が出にくい女性や、皮脂分泌量が減った方は、乳化が上手にできない事も。

    水と脂では分離する

    乳化できない肌状態で、水とオイルをいくら塗っても「分離」してしまいます。

    それによって<ベタベタ>したり<油浮き>がおこり、本当は乾燥しているのに、自分がオイリーだと思い込む方もおります。

    上手に乳化できない肌の場合は、乳化力を持つ「乳液」や「クリーム」を使用する事によって、水分と油分をまとめ、疑似的な皮脂膜を作る事ができます。

     

    疑似皮脂膜

    👉たっぷりの水分(化粧水)を角質層へ届ける
    👉植物オイルで肌に必要な脂肪酸を補給&減った皮脂の補給
    👉最後にエマルジョン(乳化)させて完了

     

    オススメは天然植物由来の乳化

    特に、大豆レシチン乳化の乳液やクリームをARIRIAでは推奨しています。

     

    <レシチンとは?>

    細胞の生体膜の主要な構成成分としてはたらいているリン脂質の一種。水になじみやすい脂質で、皮脂の水分を閉じ込める役割を持つ。

    ・セラミドに似た保湿作用、べたつかない、しっとりと柔らかな使用感、バリア機能を壊さない
    、ほかの美容成分の浸透性を高める

     

    まとめ

     

    強い洗浄をおこなわないことによって、常在菌(美肌菌)を保ちつつ、良質な水、良質なオイル、良質な乳化によって「天然の疑似皮脂膜」を作る事により、バリア機能を低下させにくく、美肌菌がそだちやすい、トラブルの少ない丈夫な皮脂膜をそだて、より良い素肌環境へとお客様を導く。

    これが、ARIRIAで提唱しているスキンケアであり、オススメしているセルフケア方法となります。

     

    まとめ

    水+油+乳化=疑似皮脂膜=バリア機能を守る=美肌菌が育つ=トラブルが起きにくい肌・丈夫な皮脂膜=より良い素肌環境へ

     


    ARIRIAでは、より良い素肌を目指す方に向けた、オーガニックフェイシャルエステを行っております。カウンセリングは肌分析機と、口頭での質問によるダブルカウンセリング方式を採用する事により、よりお客様の肌悩みに沿ったエステを行っております。

    カウンセリングのみでも、お伺い可能です(下記予約からご予約可能)


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