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セラピストスクール | ARIRIA | エステサロン 完全個室 アロマ

セラピストスクール

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  • BLOGセラピストスクール2024.03.07

    最初は安くやりたいのですが?

     

    セラピストスクールで習った後、迷いやすいのが「メニュー価格」という事で、先日はメニュー価格と商圏について記載しました。

     

    -本日は、エステ商材の選び方となります-

     

    習った時の化粧品を使用したいけれども、ちょっと他も見てみたい!(なにせ、探求心って飽くなきものですからね!わかりますよ!)

    そして、やっぱり最初は自信が無いから…という事もあって、低く値段設定したいと思いがちです。そのため、安い業務用も調べたり…そして、調べるうちに不安になり「これってどうでしょうか?」と質問が来ます。

     

    質問①

    Q:安いエステってどうなっているのでしょうか?

    「安い」がどの程度かは、人によって価値観が異なるので、なんとも言えませんが、考えつく限り書いてみました。

     

    ※地域相場でみても安い=個人サロン・フェイシャルエステ3000円として回答

     

    A:最初にキープしていただく分、施術が安い場合

    お客様自身にキープのお化粧品をまとめて購入して頂き、その購入したコスメを使ってエステをするので、サロン側は「化粧品代」が不要となり、エステ施術代が安く抑えられます。

    例えばエステ施術代が3000円だとすると、人件費(1000円)+サロンを維持する為に必要な費用(2000円)の様に振り分けられます。

    お客様から「こんな高い化粧品でエステしているのだから、あなたお給料いいんでしょ?」と言われる事もありますが、時給制が多く、人件費は安く、サロンに残る売り上げも(雇用人数&顧客)が少なければ回りません。

     

    B:超破格な業務用を使用している場合

    当然ながら、化粧品代が安い程、料金を安く抑えやすいです。利益追求型のサロンなら、こういったものを選択。

     

    <こんな場合使用している事が多い>

    ・経営者とセラピストが別の場合(経営者は利益を出さないとならない為)

    ・肌が頑丈、いわゆる鈍感肌でなんでも大丈夫なのでチョイスしている

    ・知識不足(中身より謳い文句で選んでいる)為、安さ優先

    ・こだわったメーカーと卸契約できない為(開業届等だせず審査おりない)選びようがない

     

    【業務用】1Lで3000円程の化粧水

    【店販用】100mlで4000円程の化粧水

    中身は同じでも、この様に販売されますので、お客様は「100mlで4000円なんだから、業務用は10倍の4万円なのね」と思いがちですが、違います(※ブランドにもよります)

    ※1Lということは、エステ1人あたり10ml使用しても100人分。1人あたり30円ですので、エステ代2~3千円でも自宅サロンならマイナスになりません。

     

    というか…これでエステされるなら「中身が良い化粧水買った方が良いですよ」と、私なら勧めます。

     

    C:自身の給料分を考えていない場合

    自分の人件費がでないくらい、まともに計算していない場合がコレにあたります。3000円として、賃貸して、ホッ〇〇ッパービューティー等に掲載していたら、もうあっという間に「閉店」になる事は、誰でもわかるかと思います。

     

    目的をずらさない

     

    お客様を「美しく整える」のが目的で、化粧品は手段、エステも手段ですが、目的を叶える為の手段は選べるわけです。

     

    ・なぜ格安にしたいのか?=安いからの理由だけで来てくれる方がいいのか?

    ・セラピストとして望む、理想の「美しく整える」は、その鬼安業務用で叶うのか?

    ・鬼安業務用で、あなたはセラピストとして満足するのだろうか?

     

    結構葛藤することかと思いますが、是非自分なりの落としどころを見つけて下さいね。

     

    ARIRIA

     

    質問②

    化粧品は、どうやって決めているんですか?

    私個人的には「お客様の肌ポテンシャルを引き出せるかどうか」で選んでいます。

     

    ①まず自分で使ってみて気に入るか?

    ②その化粧品の良い所をいえるかどうか?

    ③それをお客様にお勧めできるかどうか?

     

    こんな事を考えながら選んでいますので、ARIRIAの場合、新商品が出てもすぐにサロンに並びませんし、個性があると感じる化粧品ほど「言語化しやすい」です。

    ※お勧めする理由=安いという理由だけでは、一切置きませんし、エステにも使いません。

     

    質問③

    先生はエステっていくんですか?

    「行きません」というよりも「自身の基準で行けるサロンが無い」のです。

    どうしてもエステしたい時は、信頼しているエステティシャンを呼び、理想的な化粧品の組み合わせで施術をお願いします。

     

    理由はものすごい量あるのですが…

    ①肌弱なので「ピーリングや剥離」系NG

    ②もちろん「ブラシで洗浄」系NG

    ③肌薄いので「吸引」系NG

    ④スチーマー苦手なのでできればNG

    ⑤肌が密封される「ポリマー系」コスメNG

    ⑥エタノールや防腐剤強めコスメもNG

    ⑦マシン苦手なのでマシン寄りもNG

    ⑧「合成化学香料臭」のコスメ使用NG(気持ち悪くなる)

     

    ①~④の段階でエステできませんと断られる事が多くて、⑤~⑧の段階で、ほぼ壊滅状態で行けるサロンがありません。

     

    つまり、私の理想を満たすサロンが無いので「呼ぶ」という発想になりました。

     

    だから

    自分が行けるサロンが無かったので作りました

     

    同じ業種でもポジションが違えば、穴場となります。

    いっぱいサロンはあるのに「行けるところがない」=「行ける所」=穴場=ポジション

     

    ◆(サロンに行っても断られる)自身の弱み→(そんな方でもエステできる)自身の強み

     

    <肌弱な場合考えること>

    ①かぶれないだろうか…

    ②摩擦強くないだろうか…

    ③赤く腫れないだろうか…

    ④湿疹できないだろうか…

    ⑤ガサガサにならないだろうか…

    ⑥臭いで気持ち悪くならないだろうか…

    ⑦使っているもの開示してくれないかなぁ…

    ⑧施術工程を開示してくれないかな…

     

    ・こういった心配が頭を巡りますので、全て開示→安心につながる

    ・新商品が出ても「肌弱な私が1ヵ月使ってみてから」サロンに出す=安心につながる

    ・安心が増える=信用につながる

    ・信用が増える=信頼につながる

     

    さて、あなたはどんなポジションで、何がウリでしょうか?ちょっと考えてみてくださいね♪

     


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  • BLOGセラピストスクール2024.03.05

    メニュー価格の迷宮

     

    セラピストスクールで習い、準備を進める段階で迷いやすいのが「メニュー価格」

    「いくらでやれば良いのでしょうか?」とご質問頂く事もチラホラ。

     

    これは、考え方でかなり異なると思っていますが、簡単な方法として、まず固定費と変動費を把握する事からはじめましょう!

     

    固定費

    固定費はいくら?

    ・場所代

    ・光熱費

    ・スタッフがいれば(人件費)

     

    これがダントツ低いのが「自宅サロン」です。

    ・場所代→不要

    ・光熱費→家事按分(サロンとして使用する部屋の面積割合を出しておく)

    ・人件費→自分

     

    変動費

    変動費はいくら?

    売上に比例して、毎月金額の増減の可能性がある費用=変動費。(例:人数をやればやるほど、化粧品やオイルを使うので、これは変動費になります)

    ・化粧品やオイル類

    ・宣伝広告費(チラシやWEB広告等)

    ・イベントに定期的に出て入れば、それも変動費にいれます

     

    自宅サロンでも店舗サロンでも、お客様がいれば、変わらず発生します。

    ・化粧品→来店人数分

    ・オイル→来店人数分

    ・使い捨てシーツやショーツ類→来店人数分

    ・施術後のお茶等→来店人数分

     

    計算例と比較して出してみよう

     

    計算例

    <固定費>

    ・家賃…0円

    ・光熱費(月3万円かかり、家とサロンが7:3割合なら)…9000円

    ・人件費…(自分)ここはまず置いておきます

    <変動費>

    ・エステのコスメ代…10000円(1人1000円×10人)

    ・シーツやショーツ、リネン代…3000円(1人300円×10人)

    ・お茶やお菓子代…2000円(1人200円×10人)

    ・広告費…最初は知り合いだけとして0円

    ────────────

    1ヵ月合計…(固定費/9000円)+(変動費15000円)=24000円

    ①24000÷10人=1人あたり2400円の経費がかかっている状態

    ②ということは、1人あたり2400円以上いただかなければ、自分の人件費は出てきません。

     

    時給マイナスになっていませんか?

     

    上記の固定費+変動費で、人あたりが2400円とでましたね(例)

    そこで「私まだまだひよっこだし…3000円で」としたとすると、単純計算で、1時間600円時給になります。

    ここで忘れがちなのですが、そこには「SNSやブログ投稿」する時間も「サロンを掃除」する時間も「洗濯する時間」も含まれません。そこら辺を考えると、時給はマイナスかもしれませんね。

     

    point

    やるだけマイナスになってしまう値段をつけない

     

    最初のうちは、まだまだ新米だから、まだ勉強中だから…と逃げる理由を考えがちなのですが、そももそもマイナスでは、今後SHOPカード作ろうとか、HP作ろうとか、新しい事を学ぼうとか、そういった金額が出てきません。

     

    普通セラピストスクールでは教えてくれない相場を調べる(リサーチ)方法

     

    なんとなく値段をつけるより、しっかり理由をもってつける。

    そのために、まずはリサーチをしてみましょう。※はんけい地図、またはラクスルのポスティング地図に半径1㎞を入れて検索すると簡単にわかります。

     

    STEP1

    自分のサロンの半径1キロ圏内のサロンを調べる(まとめる)

     

    商圏というのですが、1次商圏はお店まで、徒歩で10分~15分程で移動出来る距離になり、1㎞前後になります。

    1次商圏

     

    ARIRIAだと、上は葉山や泉ヶ丘、右は藤原川手前、左は泉駅、下は六枚内交差点までが1㎞商圏です。住宅街がたくさんあり、スーパーやコンビニ、飲食店がある地域で、人が多く住む場所ですね。

    ※しかし、実際歩くとわかるのですが、泉ヶ丘や葉山は坂の上なので、歩くという観念から外れますし、地方ほど歩きませんので半径0.5㎞を調べるのでもよいと思います。

     

    グーグルマップを開いて、サロンで検索。

    ここで出てくるのは、グーグルマップに登録があるサロンだけなので、個人サロンの登録は無い事が多いです(住所が出せないという理由や、開業届だしていないという理由、無断でアパートで営業しちゃっている…という事からOPENにされてない為)

    ※ここで、エステサロンは3件でてまいりました。

     

    次に、ホットペッパービューティーで検索します。地図から探すを選んで、自分のサロンの1㎞圏内確認。(エステジャンルと、リラクジャンルでわかれているので、別に検索)

     

    ぐるっといわきに載せる方も多いので、ぐるっといわきでも検索します。

     

    ※ポスティングならこの1次商圏。詳しく部数を調べる方法は、ラクスル→ポスティング→地図からでやると出ます。会社と企業への配布を抜くと、泉滝尻+泉町の2エリアで2,348部。玉露ともえぎ台を入れて、5,761部。

     

    ※もっと人口や世帯を詳しく調べるのには、リポジトリで調べます。

    ・泉町…2995人/1352世帯=1世帯あたり2.2人

    ・滝尻町…5290人/2281世帯=1世帯あたり2.3人

    ・もえぎ台…1506+838+1418=3007人/521+255+455=1231世帯=1世帯あたり2.4人

    ・玉露…898+395+573+647+717+993+585=4808人/324+182+247+323+325+444+273=2118世帯=1世帯あたり2.3人

     

    ターゲット狭めすぎていませんか?

     

    詳しい資料はここには出しませんが、20~50代までをアクティブとすると8000人弱になります。(泉の人口詳細は小名浜の年代別人口割合を割り出して、あてはめ作業が必要)

    全国の共働き率は 47.6%なので、約半分。4000人位が昼間活動できる方という事になり、単純計算で、各世代1000人。

     

    つまり「20代女性の為のエステをしたい!そして昼間だけお仕事したい!」と思ったらアクティブな対象人口は1000人しかいません。

    更に、フェイシャルエステに行く割合は7%程といわれます。※20代が13.2%、30代が9.3%、40代が6.9%(ホットペッパービューティー2022年参照)

    つまり、実際はアクティブの各世代70人もおりませんので、うちは20代対象です!とうたってしまうと、第1次商圏で対象は70人だけになってしまいます。更に、グーグルマップで調べたサロン数(この場合は自分を含めて4)で割ると、1サロンあたり17.5人となります。

     

    使い方

    ・補助金申請の際に、商圏での集客目標数を書く場合、ここが根拠となるので、一回は作ってみる事をお勧めしています。

    ・目標が適当な「いっぱい集客!」より、計算しておき「目標値がわかる」という事が大切

     

    きちんと計算すると、ターゲット範囲、年代を狭めすぎない方が良いという事がわかります。

     

    近くのサロンとの比較前に、まずはアクティブなターゲット人口を知るという事も大切ですし、その中からいらして下さるお客様は、とても有り難い存在という事がわかるかと思います。(大切にしてください)

     

    STEP2

    自分のサロンの半径5キロ圏内のサロンを調べる(まとめる)

     

    2次商圏

     

    2次商圏はお店まで、車で10分〜15分程度の範囲、車で5㎞前後になります。いわき市は車移動がメインなので、車移動も調べます。

     

    ARIRIAだと、上は湯本の金毘羅神社付近、右は湘南台や岡小名、左は渡辺町や添野、下は黒須野や金山(真下は海なので斜め左下)

    ※WEB広告かける場合は、この辺りまでかな?と思います(昔は10キロもいけましたが、今はガソリン代等も高騰しまして、あまり遠くからは滅多にないかと思います)

    ※ここで、エステサロンは1㎞を除く6件でてまいりました。(おそらく、地図を拡大すれば出てくるかもしれませんが、大まかにみただけで6件)

     

     

    STEP3

    自分のサロン形態と似ているサロンとメニュー価格をチェック

     

    ここにくると、ARIRIAの場合「オーガニックエステサロン」が他にありませんので、検索の意味を成しません。

     

    その為、機械エステではなく、オールハンドで調べてみました。

    するとどうでしょう…オールハンドエステってとても少ないというか、ほぼ無い事に気が付く事でしょう。

    サロンで検索しても、殆どが「脱毛」「アイラッシュ」「マシンを使ったエステ」で純粋なるオールハンドエステは、マジでないんじゃ…と思う事も。(オイルだけの所はあるけど、コスメが何しようしてるかわからない)

     

    という、検索比較が難しい結果になったのでした(;´∀`)

     

    てことは

    好きに付けて!

     

    これに尽きます。

    ちょっと、根拠を出しながら説明したのですが、調べると見えてきますよね。

     

    マイナスにならないようにだけ気を付けて、セラピストスクールの在校生も、卒業生も、理想のメニュー価格をつけてみてくださいね!

     


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  • BLOGお知らせセラピストスクール2024.02.21

    パレオ

    サロンの魅力の出し方について

     

    サロンの魅力の出し方について、魅力=差別化も必要という事から、一例をあげていきたいと思います。

    まずは、ずっと思っていた「パレオ導入化計画」を例にして、話を進めていきますね。

     


     

    私ももうアラフォーなので、水着はおろか、パレオも着ません。

    でも、旅行で泊まった旅館が「選べる浴衣」だと、ちょっとウキウキします。

     

    堂々と着れるじゃないですか(笑)

    いつもより、鏡とか見ちゃうじゃないですか?笑

     

    ついでに、セルフで写メ撮ってしまうじゃないですか?

     

    そして、自分で選んで着て、その姿を自分の目でしっかりと見たという、記憶が残る。

     

    計画

    実はずっと計画していたパレオ導入化計画

     

     

    サロンの着衣って、ラップタオル、バスローブが基本ですよね。ARIRIAもそうです。

    代り映えしないので、ちっとも気分があがらないのと、サロンの当たり前感に、以前から「選べたらいいのに」と思っていました。ですので、今は淡いピンクと、ローズ、そしてブラウンでご用意しています。

     

    昔に比べて、ラップタオル等の色合いも豊富になったのは、なったのですが、、、

    基本単色で、柄もなく、そこまで気分があがらない。そう思いながら、ずっといたのですが、今年お着換え用にパレオを導入します。

     

    非日常

    サロンは日常?非日常?

     

    ARIRIAのサロンに「日常」を求める事って少ないと思うのですが、日常ではないからこそ、普段絶対できない事を入れ込みたい私です。

     

    ◆ARIRIAの非日常を目指した例

    1)お店の作り

    地方では珍しい、ギラギラしていない、かといってダサくもない、アンティークナチュラルなサロン(よく那須や軽井沢旅行に来たみたいと言われます)

    2)取り扱い商品

    地方のリアル店舗で試せる事はまずない、オーガニックコスメの圧倒的種類。

    3)説明とチョイス

    自社化粧品の処方、自社ブランドを持ったオーナーが、お客様の肌をみながら選ぶ。まず、成分を読めたり、選択出来るセラピストさんが、宝くじレベルでいません。

    4)豊富な手技

    一人のセラピストが、複数の手技を行える事自体が、あまり無いかもしれません。大抵スタッフによって手技を振り分けたり、特徴を振り分けています。

    5)季節もの

    季節のキャンペーンや季節の商品があります。それは、お客様に楽しんでもらいたいと思ってるからです。そしてパレオ導入化計画も、こういった思考の一つです。

     

     

    さて

    どんなパレオが着てみたいでしょうか?想像してみてくださいね♪

     

    サロン来店、着てみたいパレオを選んでお着換え。セルフでお写真撮って、ちょっとウキウキ♪

    どうですか?想像できましたか?

     

    ▼アンケート募集中▼

  • BLOGセラピストスクール2024.02.20

    個人サロンあるある「お金関係の不安」

     

    お客様にとっては「見えない作業」の一つ、経理。個人サロンの場合、税理士さんに依頼する方もいれば、個人でやる方もいると思います(私は個人で会計ソフトを使って確定申告しており、無申告サロンではないのでご安心ください。)

     

    無申告

    長年サロンをやってきて思うのが、無申告(つまり専業主婦として申告し、売上を申告しない方)が多いという事。

    ・帳簿をつけていない(収支もつけてない)

    ・経理というだけで拒否反応

     

    サロンDX化

     

    ありえない!と思うかもしれませんが、意外と多い無申告。そもそも、セラピストは気軽にできる国家資格が要らない職業なので、誰でもすぐできますが、この経理作業が嫌!という方多いですよね。

    ※私も苦手でしたが、サロンPOS→会計ソフト連携でとても楽になりました。

     

    サロンのお金関係(経理)に不安のある方、今は昔と違って、会計ソフトで簡単に確定申告まで出来るので、チャレンジしてみると良いと思います(それでも出来なかったら、税理士さんへ)

     

    個人サロンの仕訳

     

    まず、個人サロンだと、集客から施術、そして経理まで一人で行わないとなりませんので、DX化はこれからの時代必須です。

    そこで登場するのが、会計システムや会計ソフトです。簿記3級位の勉強をしているとわかりやすいくなりますが、仕訳さえできれば簡単です。仕訳、そしてたまに振替伝票、棚卸、この3つを抑えて下さいね。

     

    仕訳
     

    サロンで多く使用する仕訳には以下の様なものがあります。

    ・(個人事業が使う勘定科目)事業主借、事業主貸

    ・消耗品費…エステやトリートメントに使用する商材、タオル等

    ・仕入高…販売する商品を仕入れた時

    ・販売促進費…テスター、サンプル類

    ・広告宣伝費…広告やチラシ等

    ・通信費…サロン用だけで使用するスマホやネット環境等(家庭と共用なら家事按分)

    ・長期借入金…1年以上の借入などをする際(1年未満になったら短期借入金に振替)

    ・売上高…施術した代金や化粧品を販売した代金

    ・器具備品…10万以上のエステ機器、施術ベッド等(原価償却が必要)

    ※青色申告なら少額減価償却資産の特例もあり

     

    オーガニックエステの場合だと、まず器具備品にあたる高額スチーマー(30万位)を使用しない為、ここにかかってくる長期借入金や減価償却等をしなくてよいという事になります。そのため、通常の一般的なエステよりも経理作業の障壁が低い。

     

    振替伝票
    サロンで起こる、あるあるの対処は振替伝票。
     
    ・販売商品をテスターにした→振替伝票:仕入高-販売促進費
     
    ・業務用が切れたので販売商品をエステに使用した→仕入高-消耗品費
     
    ・仕入れた商品を自分で使用した→仕入高-自家消費(サロンに自分のお財布からお金を払う)

     

    よくある「こんな時どうするの?」という、サロンの事例ですね。

    ARIRIAの場合、商品仕入れの時に明細から分けて入力してるので滅多にないのですが、振替伝票はたまに使用します。

     

    棚卸
    月末に棚卸、年度末に棚卸。確定申告時に資産計上。
     
    ・販売商品の数を数えて、記録しておく

     

    ノートにつけておくだけでも良いので、在庫表を作っておくと便利。商品数が多くなってくると、記憶だけではできない部分なので、Excelシートや在庫アプリで管理します。

     

    ペイでの支払いはメンドクサイ?

     

    会計ソフトでも連携対応していない事が多いのが、ペイ決済方法。なので、決済が多いと意外に大変です…。まだ慣れていないうちにやると、いっぱいいっぱいになるので、サロンPOSと会計ソフトの作業に慣れてから導入する方が良いです。

     

    ペイ比較
    色々使ってみての感想で、ARIRIAはPayPayのみ残しています。クレジットカード手数料が3-4%に対して、手数料が安いのは良いのですが、上記でも書いた通り会計ソフトと連携していない事が多い為、最初から導入すると経理が嫌いになるかも。
     
    ・PayPay…加盟店手数料は1.98%
     
    ・メルペイ、d払い…加盟店手数料は2.6%
     
    ・楽天ペイ、auペイ…加盟店手数料は2.95%

     

    結局、連携が一番楽=サロンのDX化

     

    手で帳簿をつけるより、段違いで楽なのが「サロンPOS」と「会計ソフト」の連携。

    これを最初に行えば、経理作業は嫌だ!苦手!という障壁がぐーーんと下がります。しかし、連携といっても何からやればいいのか、どうしたら良いのかが最初わかりませんよね。

     

    POS
    サロンPOSを決める
    ARIRIAは現在squareを使用していますが、squareの前はAirレジ

     

    会計
    会計システムを決める
    freeeやマネーフォワード、弥生会計等

     

    そして重要になってくるのが、POS(サロンレジ)と予約システムとの連携です。AirレジならAirリザーブと連携できますし、squareレジならsquare予約と連携出来るので、とても楽になります。
     

    これを先に予約システムから決めてしまうと、連携できない場合、手入力作業!!

     

    予約システム=POSレジ=会計システム、この3つが最低でも連携していないと手間が増えてきます。そして、欲を出すなら「オンラインショップ」とも連携が望ましい。なんなら「在庫の連携」までしていると更にうれしい。

     

    squareを使い倒してみよう

     

    ARIRIAでは、squareをめちゃめちゃ使い倒しています。

    ・無料で使えるオンライン予約システム(設定すれば、免責同意書も予約と同時に送れる優れもの)

    ・無料で使えるPOSレジ(Airレジみたいに、iPad限定ではないのでスマホでも出来る)

    ・無料で作れるオンラインショップ(配送とサロン受取と設定できる。デメリットはクレジットカード決済しかできない事)

    ・無料で作れるHP(※私の場合ドメイン等で一部課金してますが、同一アカウントで複数サイトを作っても商品同期ができるので楽)

     参考1…https://ariria-reserveshop.square.site/

     参考2…https://www.kumohare.com/

    ・クレジットカード決済(squareのクレジットカード決済は、お財布携帯を決済端末に出来る)

    ・請求書発行(クレジットカード決済の請求書が発行できます)

    ・上手に使用すると、寄付金という項目でセルフクラウドファンディングもできます。

    ・オンラインギフト(これを2パターンで活用しています。オンラインギフトと、オンラインプリカとして)

     

    • ◆Squareのサイトから申し込む:特典なし
    •  
    • ◆下記のリンクから申し込む:特典あり(10万円までの決済手数料が無料)

     ↓↓

     

    ※Squareの紹介制度を利用してURLを貼っていますので、ご必要な方はご利用下さい。

     


    ARIRIAのセラピストスクールでは、サロンを開業したい方、これからセラピストになりたい方に向けて、【スタートアップ講座】サロンの運用環境を整える講座を提供しております(4時間/33,000円、クレジット決済の場合+3..6%)

    ※講座後わからなっくなってしまった場合のサポートは40分/3,300円/Zoom

     

    【講座内容】

    <1:原価の出し方>

    やっていないナンバーワン!面倒な作業だけれども、これをやらないと価格はきめられません。よく「ここまでやらないとダメですか?」と聞かれますが、長くサロンをやりたいなら必須です。

    <2:メニューの作り方>

    近くのサロンの値段を見て決めてませんか?安い方が選ばれると思っていませんか?ARIRIAでは、一番安いメニューが滅多にでません…その理由は?そして、なぜそのメニューがあるかの理由は?

    <3:価格設定方法>

    単純に10分1000円設定ではないですか?ちゃんと原価を足していますか?消耗品費も足していますか?自分が動いている稼働費は?

    <4:サロンの帳簿のつけ方の基礎>

    本日書いたブログの内容を元に、質疑応答等も行います

    <5:クレジットカード決済等の導入方法>

    本日書いたブログの内容を元に、質疑応答等も行います

     

    セラピストスクール講座一覧>

     


     

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  • 【自社】雲の上はいつも晴れセラピストスクール2023.12.13

    ホップ蒸し講座

     

    ホップ蒸し™ 講座

    夏頃から準備を進めておりました、ホップ蒸し講座、いよいよ募集開始となります。春ののどかな気候の様に、
    和気香風の様な穏やかな気持ちへと導く「ホップ蒸し™」の講座です。

    ホップ蒸し講座はコチラ>

     

    流れとしましては

    ①ホップ蒸し(概要)

    ②詳細説明会(別途お申込み…約30分程とLINEメッセージ、または雲の上はいつも晴れの詳細説明会申し込みフォームよりお申込みください)

    ③ホップ蒸し講座お申込み

    ④2024年2月7日受講

    という流れとなっております。何分、雲の上はいつも晴れ初めての講座になりますので、募集期間を長めに取らせていただきました。

     

    ホップ蒸し講座の特徴

    ・福島県いわき市産の、国産ホップを使用しておりますので、生産者の顔も見える「産地が明確であり、品種も明確である」ホップを使用いたします。

    ・ゆらぎ世代のお悩みは多種多様ですが、自分らしさを取り戻す為の自分時間だったり、ホップの芳香によって、心落ち着く時間をお客様にご提供する、ホップ蒸し講座になります。ホップの芳香によって、年齢と共に現れる女性特有のゆらぎ、それに伴った気分を和ませリラックスを与える蒸し施術です。

     

    ホップ蒸し講座を導入するメリット

    ・ホップ専門農家が育て、一つ一つ手間のかかる「手摘み」によって摘む「ホップ蒸し専用ホップ」は、受講者のみ業務用として購入頂ける為、受講された方だけが「ホップ蒸し」をメニューとして展開頂けます。

    ・0期生は、3名のみの募集となります。次回の1期の予定は、2024年のホップ収穫率によって募集人数を決めますので、必ず開催するとは限りません。

    ・0期生として、モニターサロンとして受講された方には、割引がございます。(モニターをご希望されない方は割引がございません)

    ・効果効能をうたえないサロンにとって難しい「文章の言い回し」などに対応した講座になっております。

     

    ホップ蒸し

     

    本講座は2024年2月7日

    日程:2024年2月7日(月)

    時間:13:00~15:30

    受講場所:ARIRIA…福島県いわき市泉滝尻二丁目8番地3

    お申込み締切:2024年1月14日迄(期日前に人数に達した場合は、締め切らせていただきます)

     

    楽しみにお待ちしておりますね。

     

    雲の上はいつも晴れ

    阿部茜

     

ARIRIA

  • 〒971-8189
    福島県いわき市泉滝尻二丁目8番地3
    TEL:070-7545-4210
    営業時間:9:30-17:30
    定休日:土日祝、その他講習等でお休み
    お支払い方法:現金、クレジットカード
    (VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ)
    PayPay、RPay、d払い、オンラインプリカ