老けが加速してしまう、ＮＧなオイル美容習慣 | ARIRIA

オーガニックサロンＡＲＩＲＩＡ

セラピストのアベアカネです。

風も冷たくなり、湿度も下がり

乾燥が気になる季節になってきましたね。

乾燥し始めると、「そろそろオイル美容しなきゃ…」

そう思う方は多いのではないでしょうか？

 

せっかくのオイル美容

実は使い方を間違えると、美容オイルも

逆効果になってしまう事も。

 

オイル美容のＮＧ習慣

✅　浴室の中

✅　酸化したオイル

✅　夜用を朝使う

✅　塗りすぎ

 

浴室の中

「劣化」を進める事になります。

高温多湿を避けて冷暗所保存が理想的なので

浴槽の中やお風呂場内の保存はＮＧです。

私はエステで使用するオイルも

サロンから自宅に持ち帰って管理しています。

温度があまり変化しない部屋で管理しています。

（小名浜のサロンの時に冷蔵庫が置いてあったのを

覚えている方も多いかと思います。）

特に、うちの様な植物性オイルを使用する場合は

保管がとっても大切です。

 

酸化

オイルは腐敗はしませんが、酸素と結合して

酸化が起こります。

オレイン酸が多いものは酸化が遅いのですが

美容オイルと呼ばれるものは

「アンチエイジング」成分が多く

酸化しやすいものも多いです。

なぜ、小さい瓶なの？と思った事は無いでしょうか？

酸化せずに使いきれるサイズになっているからですね。

大きめの瓶（50Ml位）の場合は

他の酸化しにくいオイルを基盤に入れている、

又は防酸化剤を入れている場合が多いです。

 

夜用を朝つかう

夜用に配合されているのは、酸化しやすいけれども

抗酸化やアンチエイジングの力が強い物が多く

それを朝使用して、日中の光を浴びていると

お肌の上で酸化していきます。

え？！酸化しちゃうなら使わない！

という方もいるかと思いますが、

例えば、皮膚の修復を助ける力を持つ

ローズヒップオイルは

酸化しやすいオイルなので、

ローズヒップオイル100％の場合

30mlくらいまでが販売サイズです。

オイル美容になれていない方でしたら

お試しサイズの方が良いですね。

なぜ、朝用のものと、夜用のものがあるのでしょうか？

ちょっと考えてみてくださいね。

 

塗りすぎ

乾燥してる～！どうしよう！！

と沢山美容オイルを塗っても効果は感じられない事も。

純粋な植物性オイルはお肌に浸透しますが

化粧水前のブースターとして使用もできますが

オイルを塗ったあと、べたべたと、テカテカと

そんな状態になっている方は「塗りすぎ」です。

しっかりと水分をお肌に与えて

少しお肌が湿っている状態で

美容オイルをまずは1滴。

それでもまだ乾いていると感じたら1滴。

人によって適量も異なりますし、季節によっても

体調によっても異なります。

自分のお肌なので、自分でよく観察してみて

どの位の量が自分には適量なのかを

知る事が良いですよ。

朝起きたときに、べたべたオイルが残っておらず

サラッとした状態になっているのが適量です。

わからない方は、エステの時に質問してくださいね！

 

余談

余談ですが、先日、〇印で色々みていた時に

植物性オイルをみていました。

〇印でも、アルガンとか色々でているのね～。

おそらく、値段から推測すると

溶剤抽出のものだろうとは思います。

例えば、オーガニックと書いてあっても、

溶剤に漬け込んで抽出して

後にオイルと溶剤を分離させる方法（大量にオイルがとれる）

 

それとは異なり、昔ながらの圧搾方法。

コールドプロセス方法など色々とありますが

圧搾やコールドプロセス方法は手間と時間が

かかるので、とても良いオイルになりますが

お値段もぐーんとはります。

安定的な大量生産の裏には

必ず合理的な製造方法があるわけで

かといって、超敏感肌の方には

未精製のものよりも精製済みの方が優しい時も。

まずは、小さいサイズを買ってから試す方が良いです。

 

そんな色々な事を考えながら、〇印をみていました。

「あ、ローズヒップオイルもあるんだ～」と

テスターを一滴試しに垂らしてみると

酸化臭！！

はい、お決まりのパターンでした。

良くあるのが、店頭での品質管理で変わってしまう。

商品にあてたライトで、オイル等が変質してしまい

劣化しているという事があります。

気をつけましょうね！！