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  • BLOG2019.11.19

    Myseif №10の続き

    organic salon ARIRIA

    保養の人々

    3.11の後、「保養」という文化が生れます。

    沢山の保養に子供たちを連れていきました。

    北は北海道、南は台湾まで行きました。

    とある保養で、更に「養生」について学ぶ機会がありました。

    陰陽五行と、養生食。

    そして暦。手仕事、味噌、茜染。

    遊び疲れた子供達が飲むお茶には

    「麻炭パウダー」

    大人も子供も、みんなで

    「味噌をこねる作業」

    旧暦や地球歴という暦の知識。

    「マワリテメクル」という事。

    子供は川で遊び、大人はお勉強をしたり手仕事したり。

    布ナプも、使用している人が多かったので

    ヒラヒラと天日に干してあったり。

    そこは、私と同じような事が好きな人がいっぱいで

    沢山の仲間が出来ました。

    若年性更年期と早期閉経

    何度か書いてはいますが

    私は30代になって、若年性更年期というものになりました。

    身体に悪い食生活はしていなかったので

    なぜ?という疑問はあり

    一時期、沢山の友達と交流を控えていましたが

    これも、私の摂理なんだろうと受け止めました。

    若年性更年期になった事もあるので

    更年期での辛さも理解できました。

    早期閉経にて

    もう子供が産めない身体というものを知りました。

    女性ホルモンの治療には何が使われているのか

    その実態を身をもって体験しました。

    ホルモン剤の影響で何が起きるのか

    リスクは何か?知りました。

    全ては私の経験になって、知識になって。

    同じように悩んでいる方などに聞かれた時には答えられるように。

    私の糧となったらいいな。

    そう受け止めました。

    海外のお友達

    若年性更年期でセラピストという仕事が出来なかった時期

    私は、全く別の仕事をしていました。

    そこには、海外からの実習生。

    3年間で、4人の方と一緒に仕事をする事になり

    特に女の子達とは仲良くしていました。

    文化の違い

    言葉の違い

    それでもやっぱり女の子。

    ホームシックなのに家族には「元気だよ」といって

    辛くても笑顔なんです。

    自分の稼ぎの半分以上を仕送りし

    家族と親戚の家族まで支えていたり。

    とある国の子の話だと

    女の子は国でズボンを履けなくて

    短いスカートも履いてはいけない。

    髪の毛も長く伸ばさないといけない。

    女の子はお酒も飲んではダメ。

    もう、色々とダメな事が多すぎて驚きました。

    大学を6年通っても、国で働くと、日本円でいえば2万円にもならない事。

    大学を卒業しなければ、同じように大卒の人と結婚できない事。

    外国人のお金持ちが、その国で物を買う為だけに女の子と結婚する事。

    自宅の隣の女の子が、お金の為に家族に見送られ売春させられている事。

    勉強で進学しなければ、縫製の仕事か、夜の仕事位にしかつけない事。

    その進学も、とても狭き門という事。

    とにかく、女性の自由が無い事を知りました。

    遠い国の女の子の親になる

    ARIRIAのサロンに入ると、募金箱がおいてあります。

    サロンを貸していただいている家のオーナーさんは

    遠い国の女の子の親になりました。

    募金という形で、私も参加させて頂いております。

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  • BLOG2019.11.19

    Myseif №9の続き

    organic salon ARIRIA

    次男と長女の場合

    次男と長女は、長男程の極度のアレルギー体質ではなく

    むしろ、私の目の悪さとオタク気質が遺伝した位で

    他の皮膚や喘息といったものの影響がありませんでした。

    しかし、長男と同じくオーガニックな野菜を食べ

    無駄な添加物を取らずせずに過ごしてきました。

    オーガニックコットン

    ※とあるオーガニックブランドの赤ちゃんモデルの時(長女)

    凸とさせない事

    とことん排除という時期は、極端な状態で全ては毒と見えた。

    Myseifにそういった事も書いてきましたが

    普通の学校に通い

    普通の生活をして

    普通に友達と遊ぶ事もとても大切です。

    ごく当たり前に友達とお菓子を食べたり

    友達とランチに行ったり

    当たり前の事も生きていくには大切だったりします。

    当たり前の大切さを身に染みてしったのは、東日本大震災でした。

    2011.3.11

    東日本大震災の時

    私は勤めていたオンラインECショップと、勤め先の足つぼのお店に居ました。

    ※どちらも同じ経営者さんだったので、二つ掛け持ちしていました。

    放射線への疑念から、食べ物も入ってこない中、カップラーメンを食べるしか有りませんでした。

    普段食べない、添加物が入った食事を、ありがたいと思ったのは初めてでした。

    マクロビオティックや、陰陽を勉強していた私は

    極陰の放射線物質の近くにいてはだめだ!という思いと

    「放射線物質の影響で娘は子供を産めなくなるかもしれない」と不安になり

    翌日、軽自動車にパンパンな荷物を積み

    子供3人を連れて、約10時間走り続けました。

    長女はまだ乳飲み子だったので、おっぱいを出したまま運転し続け

    都内についたのは真っ暗な夜でした。

    その後は、那須に引っ越し、子供の転校までしましたが

    那須の方が、いわきよりも放射線が高かった為、断念。

    渋々いわきに戻りました。

    戻ってからは

    当たり前のようで、当たり前ではない日常や

    放射線物質を気にする人、気にしない人での差は

    「なにが当たり前なのか?」が判らなくなりました。

    震災後の友達

    ある程度落ち着いてきた頃

    私は、職場も無くしていました(震災でお店が都内に移動した為)

    いつ、どうなるかわからない。

    また地震が来たときに、遠くで働いていては子供を迎えに行けない。

    そんな私は、「自宅でやろう」という考えが浮かびます。

    しかし、どうやってお店を開くのか?お客さんに知ってもらえるのか?

    何にも知らなかったのです(笑)

    私は、単なる技術者(セラピスト)で、経営者では無かったのです。

    まず、はじめたのは、ブログでした。

    子供が産まれた時から、手作りコスメなどのブログをずっとやっていたので

    ブログに文字を書く事や、ネットの中での付き合いも苦ではありませんでした。

    少しですが、お客様に来て頂ける様になりました。

    しかし、それだけでは、子供3人を一人で育てる金額にはなりません。

    イベントを作る側に

    那須に居た時に、各地で小さなイベントが多かったのを思い出した私は

    いわき市でそういったイベントは無いのか?と探し始めます。

    無かったんです。

    全然なかったんです…。

    「無いなら、作ろう」

    そう想い、仲良くさせて頂いていた、Iam のアベヒロミさんと意気投合。

    息を合わせる、自分を見つめる、呼吸を大切にするという意味を込め

    イベント名を「ブレス」

    そしてイベントに関わる仲間をRingとし、活動を2012年3月に開始したのです。

    お一人様営業は、ちょっと孤独な所もあるのですが

    イベントを通じて、同じ仲間が出来て

    コラボワークショップなども開催。

    高め合う仲間が出来たのです。

    今でも、セラピスト仲間との交流は続いていますが、

    震災後に出会う保養の人々からの刺激も沢山ありました。

    その別の方たちについては、次のMyseifで。

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  • BLOG2019.11.19

    Myseif №8の続き

    organic salon ARIRIA

    布ナプキン

    布ナプキンとの出会いは、出産によって激変した私の身体が理由です。

    通常のナプキンがかゆくなり、かぶれを経験。

    かき壊して、痛くなり、治ってくると、また痒みの悪循環。

    石けん百貨さんで売っていた、メイドインアースさんで一番最初の布ナプを買いました。

    しかし、オーガニックの生成りの布地では、経血が流れて大変な事に…。

    諦めの悪い私は

    息子の布おむつで、個人輸入で便利なアイテムが買えるという事を体験しています。

    ( >>Myseif №3参照 )

    当時、見たこともないカラフルな布ナプキンとWEB上で遭遇。

    タータンチェックの柄に、私はずきゅーん!となりました。

    オーストラリア製の布ナプキンで、吸収帯とホルダーが一体化。

    オーガニック布地を使っていて、肌触りも良さそう。

     

    布ナプ

    E-Conceptionさんで出会ったWEMOONがきっかけで

    私の布ナプ生活が、その(生理の)生涯を終えるまで

    大活躍してくれました。

    実は、このWEMOONさんと、以前お取引をしており

    ARIRIAでも購入する事が出来ました(今は少しの在庫のみ販売しております)

    スリランカの女性達の仕事の支援、そして、衛生状況の向上に

    布ナプキンはとても貢献しています。

     

    手作りから市販まで

    早期閉経までの間、私は、ほとんどの布ナプキンを手に取る事となります。

    理由は、オタク気質な為です(笑)

    ネットフリマで手作りから、市販のものまで買いました。

    ホルダー型、一体型、どちらも使用して比較をしてきました。

    布ナプを作るワークショップも何度も開催しました。

    その中で、ARIRIAで取り扱ったのは、WEMOONさん、モミジナチュラルさんです。

    モミジナチュラルさんの、ふわっふわ感が好きな方もいれば

    WEMOONさんの、タータンチェックでないと嫌!という方も。

    このみは人によって違いますよ!!

    長年使ってきたなかで、私が一番好きなのは

    最初から最後まで、WEMOONさんでした。

    タータンチェックの柄が、経血をキャッチ。

    そして、経血汚れも目立たない。

    スリム型で、かさばらない。もこもこしない。

    乾きも早く、日本には中々無い柄(柄は日本人のオーナーさんがデザインしています)

    そして環境にも優しいんです。

     

    実に15年以上つかってみてどうだった?

    布ナプ歴が15年以上ある私にとって

    被れない、蒸れない、痒くならない

    洗う事も苦にならなかったので

    ずっと使い続けてこれたのかと思います。

    もちろん、経血カップや、無漂白のナプキンやタンポンも使った事あります。

    でも、なんていえばよいのでしょうか。

    少しの手間は、ハマる。

    そして愛着が沸く。

    そんな所でしょうか。

    ポンっと捨てられないのです。

    洗わなくてはいけません。

    (セスキソーダにつけ置き、軽くゆすぐ、ネットに入れて洗濯機)

    一番多いときで、50種類ほど持っていました。

    ※実際、そこまで必要ありません(笑)

     

    でも、そんな生活をしてきた為か

    息子達は、自然と「女性は血がでる」という事を知りました。

    使用したものは、蓋つきのホーローバケツに、入っているので

    幼児だった息子達に

    長男「ママお腹いたいの?」

    次男「あかね、だいじょうぶ?」

    と聞かれたりも。

    子供ながらに、血が出る=お腹いたい

    という構図が出来上がっていたのだと思います。

     

    早期閉経前の、経血の減少の時

    早期閉経前は、経血がほとんど無くなってくるので

    下着の様にフィットする布ナプキンよりも

    布ライナーを使用していました。

    布ライナーのほうが、布ナプキンよりも、始めやすいと思います。

    通常のライナーのように、ショーツにとめるだけです。

    それが、下着のまんまの様で快適。

    紙のライナーの様な違和感が無いのが特徴ですね。

     

    産後の悪露の時の布ナプキン

    産後の悪露の時にも、私は布ナプキンを使用していました。

    超特大サイズというものがあるのです。

    マキシサイズですね。

    ショーツの上に、マキシサイズの布ナプ、そしてその上に悪露用パッド。

    経験した方はわかるかと思うのですが

    ショーツに付ける、悪露用ナプキン(超特大)

    やぶけたり、ずれたり、もう大変な事に。

    次男の出産の時から、超特大サイズで悪露の時は快適になりました。

     

    一番みんなが使うサイズは?

    私が販売した中で一番売れたサイズというのは

    WEMOONのLサイズです。

    Mサイズだと思いきや、Lなのです。

    そして、一番売れたライナーは

    モミジナチュラルのライナーでした。

    かわいいんですよ、ほんと。

    ※現在は、取り扱いは在庫のみ(ライナー在庫無し)ですが、

    気になる方はライン等でお問合せ下さいね。

     

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  • BLOG2019.11.19

    Myseif №7の続き

    organic salon ARIRIA

     

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    >>2012年6月9日の過去記事より引用

    ※昔のHP、アメブロは全て早期更年期の時に削除してしまい、ありません。

    しかし、一部はFC2に転送かけておいたので、約1年分の記事は残っております。

    今読み返しても、私の基準になる考えは変わっていません。

    「害が考えられる物は使用しない」

    それだけです。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    息子の乾燥性皮膚炎と4種の植物性オイル

    様々なアレルギーを持った息子でしたが、植物性オイルでのパッチテストは殆ど使用可能でした。

    2012年に使用したオイルは

    ◆タマヌオイル

    ◆アルガンオイル

    ◆ローズヒップオイル

    ◆バオバブオイル

    美肌オイルと呼ばれるものを4種ブレンド。

    乾燥性皮膚炎の息子(当時10歳位)に塗布して経過を観察しました。

    タマヌオイル

    緑色のオイルです。

    若干匂いがありますが、使用感の最後はさらっとしてますよ。

    抗酸化作用があるので、皮膚病や 帯状疱疹にも良いとされているそうです。

    しかし、まれに赤くなる方がいるらしいのでパッチテストを。

    アルガンオイル

    それだけで美容オイルとして使用する方も多いオイルでビタミンEが豊富です。

    酸化しにくいのも特徴です。

    さらっとしているのに、ふっくらな肌に仕上げてくれるオイルで大好きです。

    ローズヒップオイル

    これは昔有名になりましたので、ご存じの方も多いですよね。

    毛穴に効果的なのと、さらっとした感触でオイリー肌に喜ばれますが、酸化が早いのが難点。

    保存に気を付けたいオイルですが、皮膚再生にはかかせないオイル。

    バオバブオイル

    保湿力が高いので、妊娠線などにも効果的なオイル。

    ビタミンFが入っているのでアトピーに効果的なオイルです。

    抗酸化力も高いのが特徴。

    この4種に精油をブレンドしました。

    ネロリの精油でハリを出し
    パチュリとパルマローザの精油で皮膚再生
    ラベンダーアングスティフォリアで瘢痕ケア

    この様に2012年、息子にブレンドした植物性オイルを塗布しての経過の様子です。

    2012年6月11日…前日に、血がにじみ出ていた箇所の、血の滲みがとまりました。

    乾燥性皮膚炎

    塗布・経過2日後…血の滲んだ痕はかなり落ち着きました。

    乾燥性皮膚炎

    そして、3日後に、彼は学校の体育でハードルで転びました…。

    はい、オチがあるんです。

    もう、7年も経ちますが、今は以前よりも強い肌になりました。

    ここまで、ジクジクとした状態になりにくい肌になりました。

    それは、お肌の常在菌が強くなったからです。

    肌の常在菌を殺さない為にしてきたこと。

    なぜ、植物性オイルや、馬油、スクワランオイルなどでケアをしてきたのか。

    それは「肌の常在菌」にあります。

    ✅ 合成の石油由来のもの・・・お肌の常在菌を活動できなくしてしまう

    ✅ 植物性オイル・・・お肌の常在菌を活動させる

    アトピーや、乾燥性皮膚炎、化学物質過敏症の人こそ

    「肌の常在菌を殺傷するものを、当たり前の様に毎日使用しない事」

    ステロイドへの依存は、常在菌を殺してしまいます。

    ※あまりにも酷い時には、日数を決めて使用しました。

    お肌の常在菌の中に、美肌菌とよばれるものがあります。

    「表皮ブドウ球菌」

    美肌菌は、お肌の一番外側にある「角質層付近」にいます。

    汗や皮脂を餌にして、お肌に潤いを与えるグリセリンや脂肪酸を作り出します。

    逆に、アトピーを引き起こすと言われているのは「黄色ブドウ球菌」

    とびひもそうですね。

    黄色ブドウ球菌の活動を抑える

    そして「抗菌ペプチド」という物質(天然の抗生物質)を育てる

    ※表皮ブドウ球菌は抗菌ペプチドを分泌します。

    つまり、表皮ブドウ球菌を育てれば

    ●黄色ブドウ球菌と戦ってくれる

    ●肌を潤すグリセリンや脂肪酸を出してくれる

    この菌活に必用になってくるのは

    洗いすぎない事

    角質層に存在する美肌菌は、界面活性剤で流れてしまうので

    朝は水洗顔

    夜のお風呂で使用するものも、洗浄成分をよく確認しました。

    そして、保湿ケアの徹底。

    保湿ケアの徹底といっても、年頃の男の子がキチンとできるのか?

    できません(笑)

    眠ったのを見計らって、塗りにいきました。

    <その他行った事>

    ●食事は野菜中心(添加物を出来る限り取らない)

    ストイックはストレスを溜めてしまうので、外食は別としました。

    ●身体を冷やさない

    ●洗濯洗剤も中身を確認する

    ※洗剤を使用しないという、ランドリーリングなども使った事がありますが、効果は感じませんでした。

    ※雑菌を増やさない様に、きちんと洗い、すすぎはクエン酸がお勧めです。

    ※合成化学物質を使用していない、洗濯石鹸ベースのものを使用していました。

    ●基本、冬はホホバオイル、夏はスクワラン、時々色々な植物性オイル

    さらに蓋をしたい時は、シアバターを彼は使っていました。

    息子が産まれてから、毎日のようにしてきた事だったので

    私には、負担と思う事もなく、20年近く行ってきました。

    最初から全部やろう!と思うとストレスになる方もいると思います。

    私はもう、趣味のようなものですね。

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  • BLOG2019.11.18

    Myseif №6の続き

    organic salon ARIRIA

    アレルギーの息子に行ったスキンケア

    まず、全てを辞めました。

    皮膚かで貰ったワセリン等も辞めました。

    ステロイドも辞めました。

    理由は、ワセリンを塗っても、今ある肌の水分では足りていなかったから。

    いくら蓋をしても、必要な水分が無かったから。

    そこで私が息子に始めたのは

    精製水+植物性グリセリン(0.5%)を作り、塗布、そして馬油。

    馬油はパッチテストでアレルギーが無い事を何度も確かめ

    万が一、舐めても害がないものとして選びました。

     

    小学生になってから、花粉症が出て目も腫れてしまう為

    庭でカモミールを無農薬で栽培しました。

    無農薬でも沢山育ちますが、アブラムシが沢山つきます。

    重層スプレーで対策をしました。

    栽培したカモミールを乾燥させ、ティンクチャ―にし

    冷やしてコットンに含ませ目元の鎮静を行いました。

    息子はブタクサ等のアレルギーがあるので、キク科のカモミールは心配だったのですが

    相性が良かったみたいで、これは何度も繰り返し行いました。

     

    お肌には、変わらず馬油(精製・アレルギーチェック済みのもの)を塗り

    息子はいつも、テカテカしていました。

    衣服はべたついて、酸化臭がしてしまうので頻繁に取り換えました。

    水分としては、精製水と植物性グリセリン(0.5%)の他に、フローラルウォーターも試しました。

    アレルギーに良い、ネトルウォーター、カモミールウォーター

    鎮静にラベンダーウォ―ターなども試しましたが、小学生の息子からは

    「くさい」「嫌だ」の連続でした。

    いくら冷蔵庫に入れているといっても、フローラルウォーターは腐敗しやすいのです。

    そして、防腐の為にエタノール等添加されているものが殆どでした。

    今も、高濃度のローズウォーターだけでしょうか。

    腐敗がしにくいものは。

     

    当時、国産のフローラルウォーターなど手に入らず、ネットで購入するものは

    空輸で入ってきたものを、どの位おいてあるかわからないショップから買うしかない。

    雑貨扱いのアロマ精油などは、適正な保存がされていない事が多くありました。

    そして、一番の問題は、そこまで手作りコスメや、オーガニックコスメが普及していない事があげられます。

    在庫のサイクルが遅かったのです。

     

    子供ながらに、市販のフローラルウォーターよりも、庭で育ったオーガニックのハーブで作った

    カモミールティンクチャ―の香りの方が、とても良い事がわかっていました。

     

    中学生になり、馬油はテカテカで嫌だという思春期ならではの悩みにより

    色々な植物性オイルでのパッチテストを行いました。

    最初に、アレルギーが起きにくいとされる、

    ホホバ、スクワラン

    この2つをテストしましたが、どちらも可能でした。

    ※やはり、アレルギー体質なので、精製のものを選びました。

    精製・・・不純物などを取り除き、安定化してある

    未精製・・・余分な成分操作をせずに、そのものの栄養価が豊富

     

    その他にも、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、アルガンオイル、

    ローズヒップオイル、カメリアオイル、アボカドオイル、ヘンプオイル等

    色々と買いそろえたオイルで、息子のパッチテストをしました。

    トフェコロールとして、ビタミンEオイル添加も試しました。

    ROEなどで保存も試しました。

    ほんと、夜な夜な実験だったのです。

     

    植物性オイルは、色々と息子に使える事がわかりました。

    そこで、季節に応じてブレンドをしていきました。

    しかし、アボカドオイルと、ニームオイルだけは

    テクスチャーと香りが息子には向いていませんでした。

    ※私もどちらも苦手…。

     

    私のアレルギー

    息子だけではなく、実は私も、アレルギー体質で、花粉症の数値は息子よりハイスコア(笑)

    スギが一番に反応し、ひのきの時期は喉が腫れます。

    春花粉、秋花粉、そして黄砂などにも反応します。

    顔だけではなく、花粉がついた身体や頭皮も湿疹が出来るので、酷い時もあります。

     

    先日の奉仕作業での草むしり時、

    秋に珍しく飛んでいた黄砂で被れ、湿疹が出来、現在ちょっとボロボロです…。

    15年ぶりに、ここまでボロボロな感じになり、少し凹んでいます。

     

    化粧品もアレルギーがあり、エタノールが強い物はすぐに被れます。

    紫外線アレルギーがあるので、夏も羽織りものを着ます。

    一番苦手な化粧品は、アイライナーで、一般的な市販のものは瞼がお岩さんに。

     

    お肌が弱い人にとっては、「これをつけたら治るかも」という期待と

    「これを塗って酷くなったらどうしよう」という

    2つのドキドキ感がありますよね。

     

    私、失敗、めちゃくちゃしています。

    いっぱい失敗して

    それでも、手作りコスメや、オーガニックコスメが「好きです」

    それだけの魅力があります。

    もっと進化していくと思うから。

     

    手作りコスメ、無添加コスメ、自然化粧品、オーガニックコスメ

    約20年、色々とジプシーをしましたが、手作りコスメで難しいのは、天然素材だけでの乳化です。

    絶対とは、ふつう書かないのですが、経験上、今のところ私の中では無理なのです。

    植物性の乳化ワックス(エマルシングファインワックス)などもありますが、

    ポリソルベートが入っているので、気にする人は大豆からのレシチンを使います。

    レシチンは安定化させるのが難しいので、人間の手での攪拌だけでは安定化は、無理です。

    判りやすい例を出すと

    手作りマヨネーズは、卵黄と酢と油を使います。

    卵黄に入っているレシチンで、酢(水分)と油を乳化させています。

    でも、自宅で作ったマヨネーズは長期間長持ちしない。

    工場でつくられた同じ材料のマヨネーズは長時間安定している。

    その位、違いが出ます。

     

    あなたは、合成の添加物をつかえば、どのくらい簡単に乳化できるか実験したことはありますか?

    植物性とうたっている、エマルシングファインワックスでも、かなりの速さで乳化します。

    通常の化粧品よりも合成物質が少ないですが

    「これが合成物質の力か」

    そう実感しますよ。是非お試しあれ!!

     

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ARIRIA

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    TEL:070-7545-4210
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    定休日:土日祝、その他講習等でお休み
    お支払い方法:現金、クレジットカード
    (VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ)
    PayPay、RPay、d払い、オンラインプリカ