セラピストを目指して練習に励んでいるスクール生の皆さん、そしてセラピストになりたいと考えている皆さん、こんにちは!今回は、施術における「侵襲性(しんりゃくせい)」というテーマについて深く掘り下げていきたいと思います。何やら、侵略って、穏やかではない言葉ですが、、、自分自身がセラピストとして施術を行う際のリスク管理にも役立つので、是非最後まで読んでみてくださいね。施術による侵略性とは?施術の侵襲性とは、施術が身体に与える負担や刺激の度合いを表す言葉です。侵襲性が高いほど、身体への負担が大きく、回復期間(ダウンタイム)が必要となる場合があります。一方、侵襲性が低いほど、身体への負担が少なく、施術後すぐに日常生活に戻ることができます。侵襲性の低い施術オールハンドトリートメントエステアロマボディトリートメントフェイシャルパック(パック素材や性質による)上記のような施術は、一般的に侵襲性が低いと言われています。これらの施術は、身体への負担が少なく、リラックス効果や癒し効果が高いのが特徴です。侵襲性の高い施術ピーリング機械を使用する施術(種類や出力によるが、超音波等による熱や刺激)一方、上記のような施術は、侵襲性が高いと言われています。これらの施術は、効果が高い反面、肌への負担が大きくなる可能性があります。※侵略性が高いゆえに、お客様が受けるリスクとしては、神経損傷、感染症、筋肉損傷等があります。侵襲性に着目した肌負担の対比表項目侵襲性が低い侵襲性が高い施術方法オールハンドトリートメント、アロマトリートメント、フェイシャルパックピーリング、機械を使用する施術(種類や出力による…概に近年ではHIFUが禁止となりました)使用する成分天然由来の成分化学合成成分肌への負担少ない大きい場合がある施術者の知識・皮膚の構造や状態に関する知識を勉強している・化粧品や原料に関する勉強をしている・衛生管理を整えている(紫外線消毒等)・皮膚の構造や状態に関する知識不足・化粧品や原料に関する知識不足・衛生管理に関する知識不足で、衛生管理に必要な器具もわからない施術者の技術・長年の施術経験で熟練している・日々練習している・経験が乏しい・練習が少ないカウンセリング丁寧なカウンセリングで肌質や体調を把握する場合施術内容の説明のみで、肌質や体調への配慮が少ない場合効果遅効性即効性セラピストスクールで学ぶことARIRIAで開催しているセラピストスクールでは、侵襲性が低く、遅効性の魅力を知る知識や技術を学ぶことができます。侵襲性の低い施術の基本侵襲性の高い施術のリスクと注意点お客様へのカウンセリング方法施術後のケア方法これらの知識や技術を習得することで、お客様に安全で効果的な施術を提供することができます。(※1DAYは施術技術のみ、コットンハウススクールは知識やカウンセリング、ケア方法まで学べます)まとめ侵襲性は、お客様が受けるリスクとして、そして自身が受ける可能性のあるリスクとして、セラピストとして必ず知っておくべき知識だと私は考えています。お客様の身体に寄り添い、安全で安心できる施術をスクールで学び、お客様に最高の癒しを提供できるセラピストを目指してください。