当帰はどんな作用を持つの？リグスチリド・ブチリデンフタリド | ARIRIA

 

 

フタリド類は、セロリ精油、ロベジ精油に含まれます。その時に習うのは、フタリド類＝肝臓解毒作用、肝臓排液促進作用、自律神経調整作用、抗色素沈着作用とアロマでは習うかと思います。

 

 

 

当帰の主成分：フタリド類（リグスチリド、ブチリデンフタリド）

主な作用：抗喘息、鎮痙、鎮痛、抗炎症、血管拡張

 

 

フタリドはセロリにも含まれる香気成分です。なので、トウキの香りがセロリに似ているのは、その為。

セロリですが、炒めものやスープ料理に加えると「風味」と「こく」を生み出すので風味増強作用とも言われております。独特な強い香りなので、好き嫌いは分れやすいですが、爽やかな香りを持っています。

ちょっとマスキュリン（男性的）な香りですが、この香気成分から考えると、セロリは更年期のホットフラッシュの際に食べたほうが良い食材ですね。というのも、セロリの原種、芹菜（きんさい）は民間薬的に食べる養生として使用され、身体に溜まった余計な熱を冷ますそうです。

 

センキュウ…トウキと同じく生薬で、同じフタリド類を持つ生薬。違いはCnidilideをセンキュウは含む。

 

 

当帰芍薬散、当帰四逆湯、四物湯、当帰飲子、当帰湯、温清飲、紫雲膏…

「血の道症」の万能薬と言われ、当帰が使用される漢方は数えると、８１処方と聞きます。漢方２９４処方のうちの1/4以上が当帰を含むという事になります。血を補ったり、血の巡りや冷えの改善などに用いられ、女性の健康を支える生薬です。

その中でも有名なのがヤマトトウキ（奈良）とホッカイトウキ（北海道）。根は生薬に、葉はハーブソルト等にも使用されます。（根が一番濃度が濃いので、植え替え等で触るだけでも香りが強いです）

血の巡りを整える、女性には嬉しい植物になります。

 

 

現在販売しておりますジェル状美容液、万頃瑠璃（BANKEIRURI）に、トウキエキスを使用しておりますが、2023年に発売する、現在クラウドファンディング中の美容オイル天之美禄（TENNOBIROKU）にも使用しております。

雲の上はいつも晴れで使用しているトウキは、北海道陸別町”タネラボ”さんが育てるトウキとなります。元製薬会社研究者であるタネラボさんで丁寧に育てられた、大和トウキを有機のホホバオイルに漬込み、非加熱でゆっくりエキス抽出しております。

ふわりと甘い香りのカモミールオイル。そこにいわき市産無農薬ホップと、爽やかな当帰の香りがアクセントにはいります。食材でフタリドの香りは「コク」になりますが、天之美禄でも「コク」の様に使用しています。

不思議な事に、体調によって香りの感じ方が異なるのが、この製品の面白い所です。精油での賦香をしていない為、香りを感じとれる日と、感じとれない日があります。その日の体調、体温、気分によって感じ方が変わるところも、面白い一面だと思います。

 

香りは分子です。

鼻からはいり、鼻腔最上部の特別なセンサーで感知し、脳へ届き感知します。過敏の時は強く感じたり、疲労がたまっていると、匂いを感じない事もあります。天之美禄では、あえて「精油でマスキングをしない」そのままの香りを１つの体調バロメーターにしてみるのも面白いかもしれません。

 

 

現在セルフクラウドファンディング中となります。

定価販売予定は7700円となりますので、5500円～送料無料で一番最初にお届けする形となります。

※製品詳細はコチラ