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カモミール蒸留体験&化粧水作り | ARIRIA

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  • お知らせ手作りコスメ2023.02.13
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    中学生の娘の理科テスト範囲を見ていると、蒸留の歴史が教科書に載っていました。

    蒸留は古い歴史があると知ってはいたものの、どの様なものだったのかを確かめたくなり、纏めてみました。纏める上で、検索もしたのですが、イマイチ謎な部分もありますので調べてみた事も記載しております。

     

    蒸留

     

    インダス文明(紀元前 3300 年から紀元前 1300 年まで続き、成熟した形で紀元前 2600 年から紀元前 1900 年まで続いた文明。日本は縄文時代)

    都市遺跡「モヘンジョ・ダロ」(紀元前2500年から紀元前1800年にかけ繁栄)から素焼きの蒸留器が見つかっている。エジプト、メソポタミア、ギリシャ、ローマにも、香料や油(テレビン油などがつくられていた事が石板や文献に残る)と教科書には記載あり。

    しかし、メソポタミア文明のテペ・ガウラ遺跡で紀元3500年頃の香料用蒸留器発見ともある。どちらが正しいかは謎ですね。

     

    ヨーロッパ…教会の影響で科学的研究の停滞

    イスラム世界…中性の錬金術師たちが実験室で金を合成しようと工夫を重ねていた。

    紀元前400年頃にはヒポクラテスがハーブの処方で治療をしていたといいます。

     


     

    蒸留の時代年表

     

    8世紀(西暦701年から西暦800年/日本は奈良時代)

    イランの錬金術師でアラビア化学の父と呼ばれる、ハイヤーンが現在に通じる蒸留器(アランビック)を発明。アルカリの概念も生み出したそう。

    9世紀(西暦801年から西暦900年/日本は平安時代)

    アル・ラーズィー(イラン)は石油を蒸留して灯油を得た。とだけ中学生の理科の教科書にあったのですが、調べると溶剤や消毒に用いられるエタノールを発見した人物と…んん??

    11世紀(西暦1001年から西暦1100年/日本は平安時代~鎌倉時代)

    イブン・スィーナー(980年 – 1037年頃/

    イラン/ペルシャの哲学者・医者・科学者)が熱した水蒸気を用いる蒸留法により植物からエッセンシャルオイルを得た。と中学生の理科の教科書にあるけれども??調べると色々な諸説。

    12世紀(西暦1101年から西暦1200年/日本は鎌倉時代)

    アラビア文化がヨーロッパに広がり各地で発展をとげる。1150年、管をコイル状にして上記を効率よく冷やす方法が編み出された。この頃にエリクサー(不老長寿)を生み出そうとしたといわれる。ハーブ療法の母と言われるヒルデガルドもこの頃。

    15世紀(西暦1401年から西暦1500年/日本は室町時代)

    ヒエロニムス・ブルンシュヴィヒ(1450-1512頃・ドイツの外科医)は色々な薬草と水と一緒に熱し、蒸留して得られた成分を薬として利用する方法をまとめて出版(1500年初版 ヒエロニムス・ブルンシュヴィヒの「真正蒸留法」)

    17世紀(西暦1601年から西暦1700年/日本は江戸時代初期)

    日本にも伝わる(薬の蒸留器、らんびき)と教科書に記載されていたけれども、日本でもっとも古い蒸留器と言われるのは、713年続日本書紀ともある。14世紀には泡盛の蒸留ともあった。

     

    教科書はあくまでも教科書なのだと実感した調べものでした。

     


     

    母なる薬草「カモミール」蒸留体験&化粧水作り

     

    カモミール蒸留

     

    百聞は一見に如かずですね。

    古代より不老長寿のエリクサーや、医薬に使用する為に使用されてきた「蒸留」ですが、身近なハーブ等を蒸留すると、化粧水等の基材にもなる「芳香蒸留水」がとれます。

    残念ながら、カモミールは精油がとれるまでに、とても大量のカモミールを蒸留しないと採油できない為、芳香蒸留水のみとなります。

     

    カモミール蒸留

    ◆日時:<1回目>2月25日(土曜日)<2回目>3月13日(月曜日)

    ◆参加費:お1人様3,300円

    蒸留体験+手作りコスメ材料+ハーブティー付

    ◆時間:10:00~11:30

    10:00~受付開始

    10:15~ジャーマンカモミールの蒸留スタート

    11:00~コスメ作りスタート(カモミール蒸留水、柚子蒸留水、植物性グリセリン、植物性防腐剤、抽出法の異なるカモミールエキス2種類)

    11:30:解散

    ◆人数:各回、中学生以上~大人3名迄

    開催中の無料見学可能:10:15~11:00

    蒸留器が割れやすい為、お子様連れの方は上記時間の見学のみ可能です。蒸留タイミングにより、少々ズレる場合が御座います。ご希望の方は無料見学希望と記載し、下記CONTACTよりお申込み下さい。

    ◆お申込み方法

    下のCONTACT、またはLINEより承っております。

     

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