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BLOG | ARIRIA | エステサロン 完全個室 アロマ

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2019.11
  • BLOG2019.11.18

    Myseif №6の続き

    organic salon ARIRIA

    アレルギーの息子に行ったスキンケア

    まず、全てを辞めました。

    皮膚かで貰ったワセリン等も辞めました。

    ステロイドも辞めました。

    理由は、ワセリンを塗っても、今ある肌の水分では足りていなかったから。

    いくら蓋をしても、必要な水分が無かったから。

    そこで私が息子に始めたのは

    精製水+植物性グリセリン(0.5%)を作り、塗布、そして馬油。

    馬油はパッチテストでアレルギーが無い事を何度も確かめ

    万が一、舐めても害がないものとして選びました。

     

    小学生になってから、花粉症が出て目も腫れてしまう為

    庭でカモミールを無農薬で栽培しました。

    無農薬でも沢山育ちますが、アブラムシが沢山つきます。

    重層スプレーで対策をしました。

    栽培したカモミールを乾燥させ、ティンクチャ―にし

    冷やしてコットンに含ませ目元の鎮静を行いました。

    息子はブタクサ等のアレルギーがあるので、キク科のカモミールは心配だったのですが

    相性が良かったみたいで、これは何度も繰り返し行いました。

     

    お肌には、変わらず馬油(精製・アレルギーチェック済みのもの)を塗り

    息子はいつも、テカテカしていました。

    衣服はべたついて、酸化臭がしてしまうので頻繁に取り換えました。

    水分としては、精製水と植物性グリセリン(0.5%)の他に、フローラルウォーターも試しました。

    アレルギーに良い、ネトルウォーター、カモミールウォーター

    鎮静にラベンダーウォ―ターなども試しましたが、小学生の息子からは

    「くさい」「嫌だ」の連続でした。

    いくら冷蔵庫に入れているといっても、フローラルウォーターは腐敗しやすいのです。

    そして、防腐の為にエタノール等添加されているものが殆どでした。

    今も、高濃度のローズウォーターだけでしょうか。

    腐敗がしにくいものは。

     

    当時、国産のフローラルウォーターなど手に入らず、ネットで購入するものは

    空輸で入ってきたものを、どの位おいてあるかわからないショップから買うしかない。

    雑貨扱いのアロマ精油などは、適正な保存がされていない事が多くありました。

    そして、一番の問題は、そこまで手作りコスメや、オーガニックコスメが普及していない事があげられます。

    在庫のサイクルが遅かったのです。

     

    子供ながらに、市販のフローラルウォーターよりも、庭で育ったオーガニックのハーブで作った

    カモミールティンクチャ―の香りの方が、とても良い事がわかっていました。

     

    中学生になり、馬油はテカテカで嫌だという思春期ならではの悩みにより

    色々な植物性オイルでのパッチテストを行いました。

    最初に、アレルギーが起きにくいとされる、

    ホホバ、スクワラン

    この2つをテストしましたが、どちらも可能でした。

    ※やはり、アレルギー体質なので、精製のものを選びました。

    精製・・・不純物などを取り除き、安定化してある

    未精製・・・余分な成分操作をせずに、そのものの栄養価が豊富

     

    その他にも、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、アルガンオイル、

    ローズヒップオイル、カメリアオイル、アボカドオイル、ヘンプオイル等

    色々と買いそろえたオイルで、息子のパッチテストをしました。

    トフェコロールとして、ビタミンEオイル添加も試しました。

    ROEなどで保存も試しました。

    ほんと、夜な夜な実験だったのです。

     

    植物性オイルは、色々と息子に使える事がわかりました。

    そこで、季節に応じてブレンドをしていきました。

    しかし、アボカドオイルと、ニームオイルだけは

    テクスチャーと香りが息子には向いていませんでした。

    ※私もどちらも苦手…。

     

    私のアレルギー

    息子だけではなく、実は私も、アレルギー体質で、花粉症の数値は息子よりハイスコア(笑)

    スギが一番に反応し、ひのきの時期は喉が腫れます。

    春花粉、秋花粉、そして黄砂などにも反応します。

    顔だけではなく、花粉がついた身体や頭皮も湿疹が出来るので、酷い時もあります。

     

    先日の奉仕作業での草むしり時、

    秋に珍しく飛んでいた黄砂で被れ、湿疹が出来、現在ちょっとボロボロです…。

    15年ぶりに、ここまでボロボロな感じになり、少し凹んでいます。

     

    化粧品もアレルギーがあり、エタノールが強い物はすぐに被れます。

    紫外線アレルギーがあるので、夏も羽織りものを着ます。

    一番苦手な化粧品は、アイライナーで、一般的な市販のものは瞼がお岩さんに。

     

    お肌が弱い人にとっては、「これをつけたら治るかも」という期待と

    「これを塗って酷くなったらどうしよう」という

    2つのドキドキ感がありますよね。

     

    私、失敗、めちゃくちゃしています。

    いっぱい失敗して

    それでも、手作りコスメや、オーガニックコスメが「好きです」

    それだけの魅力があります。

    もっと進化していくと思うから。

     

    手作りコスメ、無添加コスメ、自然化粧品、オーガニックコスメ

    約20年、色々とジプシーをしましたが、手作りコスメで難しいのは、天然素材だけでの乳化です。

    絶対とは、ふつう書かないのですが、経験上、今のところ私の中では無理なのです。

    植物性の乳化ワックス(エマルシングファインワックス)などもありますが、

    ポリソルベートが入っているので、気にする人は大豆からのレシチンを使います。

    レシチンは安定化させるのが難しいので、人間の手での攪拌だけでは安定化は、無理です。

    判りやすい例を出すと

    手作りマヨネーズは、卵黄と酢と油を使います。

    卵黄に入っているレシチンで、酢(水分)と油を乳化させています。

    でも、自宅で作ったマヨネーズは長期間長持ちしない。

    工場でつくられた同じ材料のマヨネーズは長時間安定している。

    その位、違いが出ます。

     

    あなたは、合成の添加物をつかえば、どのくらい簡単に乳化できるか実験したことはありますか?

    植物性とうたっている、エマルシングファインワックスでも、かなりの速さで乳化します。

    通常の化粧品よりも合成物質が少ないですが

    「これが合成物質の力か」

    そう実感しますよ。是非お試しあれ!!

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myseif №5の続き

    organic salon ARIRIA

    食物アレルギーからのアレルギーマーチ。

    結論で言えば、息子にはアレルギーマ―チが起こりました。

    (赤ちゃん)ベジタリアンの母乳

    (8カ月)除去食の離乳食

    (1歳~)除去食の普通食

    そう切り替えてきました。

    除去食の普通食といっても、耳かきちょっとの量から始めます。

    やろうと思った理由は、後に起こり得るだろう

    「保育園や学校で一人だけお弁当」という孤独や、食べた事の無い物を食べる事への不安解消の為です。

    最初は卵まるごと1つではなく、魚卵からはじめて、1g、そして観察。

    2gにして観察。3gにして観察。その繰り返しです。

    魚卵が大丈夫だとわかったら、鶏卵。

    卵黄から1g、そして観察。

    全卵黄が大丈夫なら、卵白1g、そして観察。

    気の遠くなる記録や作業です。

    どれほど息子を観察した事でしょう。

    3人の子供がいる中で、長男を見ている時間がとても多かったです。

     

    【次々と起きるアレルギーマーチ】

    ゴムアレルギー

    <保育園から>

    風船をふくらました息子の唇が、たらこの様に腫れあがりました。

    風船のゴム、そして風船のゴムに付着しているホコリが原因です。

    後に、調理実習で行うゴム手袋でもアレルギーが出ました。

     

    花粉症

    <小学生から>

    花粉症の季節が一番酷いですが、1年中起こります。

    杉、ひのき、ブタクサ、イネ等の植物、ほぼ全般に反応します。

    血液検査での数値も高く、予防の服薬をしなければ、顔が腫れあがり、熱が出ます。

    花粉が皮膚につくと、アレルギー反応でかゆみ、湿疹が出ます。

    免疫力が落ちている時は気管支に入り喘息の様な発作が起こります。

     

    喘息

    <小学生から>

    花粉が原因なのか、小児喘息なのかが小学生の時は定かでは無かったのですが、

    正月の初詣の時に、酸欠(数値92まで落ちました)で倒れます。

    立てなくなり、救急病院にて「高山病の様な状態」になっていた事が判明。

    ずっと酸素濃度が足りていないのにも関わらず、本人が息をしにくい事に気が付かないまま数年過ぎていました。

    しばらく入院をしました。

    退院後は肺活量を上げる為のトレーニング、呼吸器系の検査が何年も続きました。

    当時170センチ以上あった彼の身体に、小学生位の肺活量しか有りませんでした。

     

    口腔アレルギー

    <中学生から>

    突如息子の顔が腫れて熱が…。

    口の中もかゆい、喉もかゆい、息も苦しい。

    食物アレルギーだし、除去も気を付けてはいたつもり…。

    なぜ?どうして?私の頭はいっぱいいっぱいになりました。

    結果は口腔アレルギー。

    口腔アレルギーで喉の内部が腫れ、呼吸が苦しくなるという症状です。

    キウイやもも、マンゴー、非加熱のトマト、キュウリで反応します。

    血液検査でも出てきません。体調によって、生の魚でも出ます。

     

    寒冷蕁麻疹

    <中学生から>

    温度差で蕁麻疹が全身にでます。追い炊きしたお風呂でも反応します。

    寒い所から暖かい所にはいると蕁麻疹。

    その逆もあります。一回蕁麻疹がでると、身体を冷やします。

    寒くても、冷やします。

    体温が高い状態でお布団に入り、体温上昇をすると蕁麻疹で眠れなくなります。

     

    汗のアレルギー(金属アレルギー)と多汗症

    <中学生から>

    汗をかくと、汗の成分によってアレルギーになり、汗かぶれ、湿疹、かゆみが起きるのですが、彼は多汗症というものを持ち合わせていて、自分から出る大量の汗で被れます。

    手術をしてもリスクがとても大きく、手術はしませんでした。

     

    免疫システム・自律神経がうまくいっていない事

    息子は部分てんかんでした(小学生の時に合う薬がみつかり、中学生で完治)

    保育園のお昼寝の時(ねむりに落ちる時の脳の信号で、てんかんになる子でした)

    口から泡を吹きました。

    意識もありませんでした。

    何度も救急車に乗りました。

    何度も職場から救命救急センターに車を飛ばしました。

    何度も自分の子供が死んでしまうかもしれない。という恐怖に足がすくみました。

    何度も、何度も、自分を責めました。

    しかし、何度も、何度も、何度も、生きていてくれて救われました。

    沢山のアレルギー症状で苦しませ、てんかんで苦しませ、大量の薬を飲まないとならない長年の日々に

    「なんで兄弟で俺だけなの?俺だけ苦しいの?」とよく言われました。

    ごめんねという言葉を何度も言いました。

    子供が寝りにはいって、寝息をたてるまで、不安で眠れない毎日を過ごしました。

    眠れない毎日を、彼が普通に生活できるように、たくさん、勉強をしました。

    アレルギーでお友達と同じお菓子が食べられない事、お誕生日ケーキが食べられない事。

    「ぼくも食べたい」「ぼくも、あそびたい」

    叶えてあげたい心と、ごめんなさいという心。

    きっと、私のように、子供の事で胸を痛めているお母さんが沢山いる事だと思います。

    アレルギーマーチが起きやすいので、自然療法等は一喜一憂かもしれません。

    しかし、知っていると知らないでは、大きく変わってきます。

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №4の続き

    organic salon ARIRIA

    手作りコスメもパソコンも得意になってくる。

    毎日夜な夜な、何かしらを作っていた私は、ブログをはじめます。

    今のように、書けば反映されて、段落もキチンと改行されるようなものではなく、HTMLを使ってホームページの様に枠組みをし、文章はタグをつけなければキレイに見えないものです。

    判らない事は、調べる、調べてもわからない時は、2ちゃんねるや、msnチャットで聞きまくる。

    私のパソコンスキルは、HTMLの本1冊と、msnチャットで得ました。

    試行錯誤の手作りコスメのレシピをブログに投稿し続ける毎日。

    自分の肌で実験して、良かったものを息子に試していくという事の繰り返しでした。

    当時仲良くして頂いた、ネットでの手作りコスメ仲間の方は、美容ジャーナリストになっていて、最近驚きました。

    あのまま続けていけばよかったかな?笑

     

    アロマを知りたい。

    手作りコスメはハーブについてが多く、ハーブから水溶性成分を抽出したり、インフューズドオイル(浸出油)だったり。

    でも、精油ってどんなもの?

    そんな私は、一大決心します。

    アロマの資格の勉強をしよう。

    勉強するなら、メディカルアロマにしよう。

    そこで40種類の精油と6種類のフラワーウォーター、いくつもの植物性オイルと出会いました。

    耳馴染みのない、アロマ精油や、オイルに胸が躍りました。

    アロマの勉強は、胸が躍った反面、成分分析表や、精油の作用を覚えるのに苦労しました。

     

    英国式リフレクソロジーを学ぶ。

    アロマの資格を取得後、私の中では、手作りコスメで精油を使うよりも、もっと楽しみな事が出来ました。

    英国式リフレクソロジーです。

    アロマの先生がリフレクソロジーも教室を開いていたので、そちらも申し込みました。

    今考えると結構なお値段だったのですが、教室を見つけるのにも一苦労な時代。

    そのまま申し込んだのですが、そこで教えて頂けたのは、15分しか出来ないリフレクソロジー。笑

    もしかして、ちょっと子育てしながらでも、お仕事になるかも!と思っていた私は、その15分という短さにがっかり感がぬぐえませんでした。まだまだ、私も青かったんですね。

     

    エステの世界にぴょんと飛ぶ。

    リフレクソロジーの資格でがっかりした私は、また懲りずに、次の目標を決めます。

    エステティシャンになれば、色々と成分なども教えてもらえるかもしれない!!もっと知りたい!

    でも、そんなに甘くはありません。

    エステティシャンの立ち振る舞いや、サロンワーク、技術などへの不満はなかったのですが、どうしても慣れなかった事が一つだけあります。

    「成分について聞いても、誰も知らない」という事。

    クレイパックに使っているクレイは、どのクレイで、どこ産のものを使っていて、どのくらいの強さなのか?という質問をしても、知らないという事。

    カオリンベースなのか、ファンゴベースなのか、その位は皆が知っているものだとばかり思っていた私は、実は、私がマニアックになっていた事に、そこで気が付いたのです。

     

    知らない事をお客様に説明が出来ない。

    そして、もっと重要な事は「自分が使えない、荒れてしまったコスメで、お客様をエステする罪悪感」でした。

    罪悪感が出たまま、販売するのも気が引けて出来ませんでした。

     

    タイ式足つぼと出会った。

    少して、私は何個も掛け持ちしていたバイト先の親族の方に、タイ人のセラピストさんがいる事を知ります。

    是非お願いしたいと、タイ古式マッサージを受けたり、足つぼを受けたり。

    そして自分も英国式リフレクソロジーは学んだのだけども、15分の施術ではどうしようもないという理由を話し、いよいよ教わる事になりました。

    タイ式は、棒を使うスタイルと、手のスタイルを教わりました。

    英国式リフレクソロジーで、足裏ってきもちい~!というイメージしかなかった私に、棒はグイグイ食い込み、涙目。

    でも辞められないすっきり感。

    痛いもちいい。

    涙目になったものの、癖になっていました。

     

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №3の続き

    organic salon ARIRIA

    極論からの脱出。

    オーガニック以外は毒という極論に陥った私は、1年ほどその状態になります。

    友達に誘われても、ランチにも行けない。手土産を貰っても食べられない。

    息子のアレルギーを知っている友人達は、ちゃんと「アレルギーを除いた物」を時間をかけてみて、選んで、それで持ってきてくれているのに、食べられない。

    極論では駄目なんだ。私は一人で生きているわけではなく、こういった友達の支えで生きているんだ。

    と気が付くまでに1年かかりました。

     

    陰性と陽性の罠。

    長男も大きくなり、以前よりも体調も良くなってきた頃、私は次男を出産しました。

    次男もアレルギーの疑いがあると感じた私は、早々に血液検査、乳製品と卵にアレルギーの可能性があるという事を知りました。

    長男より、次男のほうが小さく軽く産まれたので、長男の時よりも「二度と検診で虐待と見られたくない」という想いがあり、調べる事に執着をしていきます。

    そこで出会ったのは、マクロビオティックでした。

    今だからこそ、それがマクロビなのはわかるのですが、当時はマクロビなんて言葉ではなく、身土不二、滋養食、養生食、自然食でした。

    陰陽五行や、漢方、食物の陰性や陽性などが羅列してあるサイトは、とても魅力的で、私は罠にはまります。

    陰性=ダメ

    陽性=良い

    という、またしても極論になってしまったのです。

    陰性の、身体を冷やす食べ物は避ける、陽性の身体を温める食べ物だけ多く取る。

    間違ったマクロビの方法ですよね。見事に陽性だらけの私の食事は、玄米食、ごぼう、かぼちゃ、栗、ゴマ、塩、等になり、カチカチタイプになります。

    当時の私は、しなやかさに欠けていたと思います。

    しかしながら、着実と私の知識は筋トレの様に増えていくのでした。

     

    手作りコスメと出会う。

    石けん生活を続けているうちに、「ゆず化粧水のつくり方」というのを発見した私は、さっそく作ってみる事にしたのですが、エタノールに漬けて抽出する方法で考え込みます。

    エタノールで抽出する方法を「溶剤抽出」と呼びますが、一般の薬局で売っているエタノールが石油由来なこともあって、う~んと考え込んでしまったのです。

    結局石油由来が入ってしまうのね。

    何か別のもので出来ないだろうか?そう思った私は、「日本酒!」と思いつきます。

    出来上がったゆずのチンキに、精製水を加えたのが、私の手作りコスメの第1号でした。

    第1号のゆず化粧水は、安く、万年オーガニック貧乏だった私には、コレだ!!と思った訳ですが、そこで私は「かぶれ」を体験します。

    元々お酒に弱く、さほど飲めない私には、合わなかったのです。

    真っ赤になって腫れてしまったので、それを鎮めるのは何か?を調べ始まったのです。

    調べているうちに、自然化粧品というものがある事や、手作りコスメの材料が売っているネットショップ、そしてクレイの存在や、化粧品顔料のマイカなどを知ります。2003年頃の事でした。

     

    夜な夜な。

    無謀にも、ネットだけで調べた知識で、色々なものを作り始めます。

    夜な夜な、子供をねかしつけてからの作業の繰り返しです。

    精製水、フラワーウォーター、色々なチンキ(エキス)、ハーブ、キサンタンガムや植物性の乳化剤などを、あーでもない、こーでもないと毎晩やっていたのです。

    メイクアイテムも赤ちゃんに触れるので考えました。

    当時の一般的な手作りコスメだと、タルクをメインとするお粉が多かったのですが、タルクは発がん性がある事を知り、私は最初に作るお粉のベースに、絹雲母を選びました。

    セリサイトですね。

    シルクパウダーがある事は知っていましたが、とても手が出るお値段では無かった為、セリサイトになったのです。

    セリサイトに、酸化鉄(赤と黄を混ぜる)、そしてジップロックでムラが出ない様に混ぜる。

    何度も失敗したり、色が赤くなりすぎてしまったり。

    自分の色味になるまで夜な夜な繰り返しました。

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №2の続き

    organic salon ARIRIA

    布おむつへの挑戦その1。

    毎日パソコンで調べる事が日課となった私は、とある自然育児のホームページで、布おむつと出会います。

    育児だって死に物狂いな20歳の私にとって、手間が更にかかる「布おむつ」はハードルが低かったわけではありません。

    最初は、一般的なカバーと中敷きのタイプを使用しました。手ぬぐいをぬって作ったりもしました。

    そして、すぐ挫折しました。

    付け置き、洗う、干す。

    若い夫婦にはお金もなく、古いガス風呂が部屋にくる、狭い団地の1Fの部屋なので、湿気、カビ大量発生。

    「ああ、ハウスダストもダメなのに」と、私の1度目の布おむつ挑戦は、短い期間に幕を閉じます。

    布おむつへの挑戦その2。

    布おむつにして、少しでも皮膚のアレルギーをどうにかしてあげたい。

    眠らせてあげたい!!でも、布おむつダメだった…。

    でも、もっと良い物があるかもしれないと望みを捨てきれない私は更に調べます。

    調べるうちに、海外の布おむつ事情を知る事になりました。

    そこで出会ったのは、カバーも布地も一体型のPocket Diaper。

    初の個人輸入にドキドキしながら、届くのを待ちわびました。

    当時の画像などは紛失してしまったのでありませんが、とってもカラフルで、おむつを洗うのも気持ちが明るくなりました。

    おむつを洗う時のセスキソーダや、重層、クエン酸など、この時に知りました。

    たまに煮洗いをしたりも。石鹸洗濯なども、この時に十分に知識をえました。

    Pocket Diaperになってから、私の布おむつライフは、かなり楽になったのは間違いありません。

    紙おむつでは、おまたの所がただれてしまい、それを鎮めるために皮膚科で出されるのは、ステロイド。

    おまたの所の経皮吸収はとても高い事を調べて知っていたので、

    どうしても「布おむつ」にしたかった私には、海外のこういった製品は、神器でした。

     

    改善していく息子。

    私のベジタリアン生活と、石けん・布おむつライフの努力もあって、息子の状態は改善していきます。

    改善はするけれども、お誕生日ケーキも食べられない子供を見る歯がゆさ。

    それなのに、検診では幾度も疑われる虐待。ほんと、検診恐怖症でした。

    こんなに頑張っているのに、なぜ?他のお母さんは、医師診察のあとに、個別相談に行かされていないのに、私と息子は毎回、毎回個別相談にまわされて、虐待とみられるのはなぜ?息子の体重増加が悪いから?

    そこで、私は自分の固定概念を見直すことになります。ダメなものを省くだけではだめなんだ。必要な栄養素が足りないんだ。

    ベジタリアンになっただけでは駄目なんだ。

    パソコンで調べると、「ベジタリアンになると、タンパク質が落ちます。

    肉を食べないので、ガクンと落ちます。」その一言に、ああなるほど、やっぱりそうなんだ。と確信に変わっていきました。

     

    なぜか私の肌がキレイになってきた。

    息子には、タンパク質の問題はあるけれども、なぜか私の肌がキレイになってきたのです。

    ベジタリアンになってから、お肌がキレイになったのです。

    石けん生活になってから、私のお肌がキレイになってきたのです。

    もともと、そんなにも強いお肌ではなく、花粉症もアレルギーも、喘息もあった私は、息子より早く、自然の効果を実感していました。

    自分が一番に実感したからかもしれませんが、「これは、続けていて間違いない!!」とどんどん妄信していく事にもなったのです。

     

    妄信と、毒という固定概念。

    これでいいんだ!と思い込んだ私は、どんどんと、深みにはまっていきます。

    そこで表面化してくるのは

    「外食は毒」という気持ち。

    「毒は食べない」という気持ち。

    「毒は塗らない」という気持ち。

    そうなんです、全てオーガニック以外は「毒」と見えてしまう心理になりました。

    どんどんと視野は極論になっていくのです。

    極論になった私は、「許す」という心と「あいまい」という心が減っていました。

     

     

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